今日12月24日はクリスマス・イブ。夜がふけるとどこからともなくサンタがやって来て、子どもたちの枕元にプレゼントを届けにくる……。そんな素敵なクリスマスプレゼントの習慣だが、日本で始まったのはいつからなのだろうか。昔のクリスマスプレゼントはどんなものだったのだろうか。その歴史を探るべく、巣鴨は地蔵通り商店街で、人生の先輩たちにクリスマスプレゼントの記憶を聞いてみた。
 

◆70歳代で、プレゼントの記憶がある人は半々

今回は70歳代の方メインに話を聞いたが、その世代でもクリスマスプレゼントの記憶がある人はかなりいた。おもちゃやお菓子などといったアイテムも、いまの時代となんら変わりがなかった。

●「もらった派」の声

「小学校低学年の時に、おもちゃとかまくらをもらったわ」(71歳・女性)

「はじめてのクリスマスプレゼントは、幼稚園ぐらいの年齢の時ね。靴下の中に板チョコが入っていたのを覚えているわ」(73歳・女性)

「10歳ぐらいの時にもらったわ。長靴にお菓子が入っていたの」(72歳・女性)

「僕はね、7歳か8歳の時にサイコロキャラメルもらったな。あと足袋!」(75歳・男性)

●「もらっていない派」の声

一方、小さい時のクリスマスプレゼントの記憶が「全くない」という方も。

小さい頃はもらわなかったね。周りを見ても(プレゼントの習慣が)ある家庭とない家庭、半々だったと思うよ。あっ、でも20歳ぐらいの時に彼女とプレゼントを交換したのは覚えてるな。僕がブローチをあげて、彼女が靴下をくれたんだよ。ブローチは当時600円ぐらい。懐かしいなあ」(71歳・男性)

「普通の家庭ではなかったわね。私が20歳ぐらいの時から(クリスマスプレゼントの習慣が)はじまったんじゃないかしら」(76歳・女性)

中には、こんな方も…思わず身が引き締まる言葉だった。

僕はね…戦争孤児だったんだ。栃木から一人で東京にやってきてね…だからこれまでクリスマスとかプレゼントとかは関わりがなかったよ」(73歳・男性)

「私らの頃は生きていくのに必死よ! クリスマスどころじゃなかったわ」(70歳・女性)

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