2002年より雑誌『ストリートジャック』誌上で開催された、スニーカーの年間王者を
決定するランキング企画「スニーカー・オブ・ジ・イヤー」。

’00年代後半から’10年代前半にかけての“スニーカー不況”や、スニーカー再ブレイク後も
後継企画誕生により、長らく中断してきたが、この冬、7年ぶりにWebで復活!

まずは2002年から2009年までの
全8回分のランキング結果を、当時の誌面とともに振り返ってみたい。
 

第1回/2002年

【ストリートジャック2003年3月号で発表】

写真を拡大 スニーカーが高値で取引されていた、まさにバブルな2000年代前半。街の声をダイレクトに反映したランキングは、当時としては画期的な試みだった。いわゆるオールドスクール系が上位席巻。
写真を拡大 トップ5どころか、上位20位までをナイキが独占(21位でようやくアディダスのスーパースターが)。もはや、スニーカー・オブ・ジ・イヤーというよりも、ナイキ・オブ・ジ・イヤーな様相。

1位 ナイキ・エアフォースⅠ 001(通称黒ヘビ)
2位 ナイキ・エアフォースⅡ 101(エスケープ)
3位 ナイキ・ダンクLowプロSB 001(シュプリーム)
4位 ナイキ・エアフォースⅠ 111(ウエストインディース)
5位 ナイキ・エアフォースⅠ 103(白ヘビ)ほか2足

記念すべき第1回はナイキがトップ5を独占!

「ブームが分岐点を迎えた今、本当に支持されるモデルが分かりづらくなっている」状況を憂いたストリートジャック編集部が、「過去3ヵ月にわたりスニーカーフリークから意見を募り、読者1032名によるいっさいヤラセなしの完全ランキング」を目指して、「スニーカー・オブ・ジ・イヤー」を設立。ランキング上位をナイキが席巻する中、初代王者に輝いたのが、通称「黒ヘビ」と呼ばれたエアフォースⅠ(以下AFⅠ)。当時AFⅠと言えば、ヒップホップカルチャーの影響で「白」のイメージが強く、リフレクターやヘビ柄を搭載したモノトーンカラーリングは新鮮に写った。さらに注目すべきは3位の通称“シュプダンク”。今なおプレミアム市場では高値で取り引きされる、’00年代におけるプレミアムスニーカーシーンを語るうえで欠かせない一足である。

 

第2回/2003年

【ストリートジャック2004年2月号で発表】

写真を拡大 第2回から約半年間で編集部に届くハガキ投票による集計に。また、この年より「女性ナビゲーター」が起用されるようになり、初代は当時『王様のブランチ』レポーターだった野仲美貴さん。
写真を拡大 今でこそナイキのスニーカーと言えばエアマックス系が全盛だが、当時はエアフォースⅠとダンクというバッシュ2強の時代。そして、今以上に、ナイキ一強の時代であった。

1位 ナイキ・ダンクHi プレミアム(771カラー)
2位 ナイキ・ダンクLowプロSB 001(シュプリーム)
3位 ナイキ・ダンクHi ステューシー 221
4位 ナイキ・エアフォースⅠ 001(黒ヘビ)
5位 ナイキ・エアフォースⅡ 201(エスケープ)

前回のランカーたちを押しのけ、ダンクが初戴冠!

第1回に引き続き、トップ5はまたもナイキが独占(というか、2年連続でトップ20はナイキのみ。強すぎ!)。特筆すべきは第1回からの「継続性」。前回王者の「黒ヘビ」が残念ながら4位に陥落はしているが、上位5モデル中、3モデルが連続ランクイン。いかに長く、これらのスニーカーが市場を熱狂させていたかを証明している。そんな中、第2回王者に輝いたダンクHiもけして新しいモデルではなく、初リリースは2002年。2003年秋に再発されたことも追い風になり、実に7ヵ月の間、首位を独走しての「完全V」。「読者投票でもハガキ4.5枚あたり1票」という驚くべき得票率で、ぶっちぎりの王座獲得となった。この年より、個別の品番ではなくモデル名を集計する「モデル部門」も始まるが、ここでもダンクがトップ。ナイキ以外ではオールスターの6位が最上位だった。