いらっしゃいませ。
 大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。
 明けまして、おめでとうございます。
 今年もワインを身近に感じていただけるようワインの楽しみ方や美味しさをどんどんお伝えさせていただきます!
 本年もよろしくお願い致します。
 お正月は、飲んで食べて飲んでと家でゴロゴロ・・・。
 新年会でまた飲んで、飲み疲れされている方も多いのではないでしょうか?
 そこで今回は、二日酔いの予防と対策、そして二日酔いになってしまったときの対処法についてご紹介します。

◆二日酔いってどうしてなるの?

 ワインを楽しく飲んでいて、ついつい飲みすぎ・・
 朝、起きたら頭が痛くて気持ちが悪いなんて経験ありますよね。
 1日が台無しに! 絶対になりたくない二日酔い。
 そもそも二日酔いとは、アルコールを自分自身の能力で分解できる量以上に摂取したときに引き起こされる、頭痛や吐き気などの不快な身体的状態のこと。
 その原因には、次の4つが考えられます。

○脱水症状によるもの
 アルコールには利尿作用があるため、お酒の量以上の水分が排出されます。

○アセトアルデヒドによるもの
 アセトアルデヒドとは、体内でアルコールを分解する際にできる有毒物質。
 この有害物質が吐き気の二日酔い症状を引き起こすのです。

○低血糖症によるもの
 肝臓は、アルコールの分解を優先するため、糖分を作り出すことができなくなります。
 糖分が低くなると頭痛やだるさなどの二日酔い症状を引き起こします。

○胃酸過多によるもの
 アルコールは、胃酸の分泌を促すため、胃酸過多の状態を引き起こします。
そのため、吐き気をもよおすのです。

◆空腹のまま飲まない!

 では、二日酔いにならないためにはどうすればいいのでしょうか?
 まず、空腹のままワインを飲まないことです。
 空腹でワインを飲むと、アルコールがすぐに吸収されてしまい二日酔いになりやすくなってしまうので、何かお腹に入れてから飲むようにしましょう。
 では、何を食べておいたらいいのでしょうか?

◆ワインを飲む前にはスプーン1杯のオリーブオイルを

二日酔い予防にはオリーブオイル! クルミも効果的です。

 二日酔いにならないためにはワインを飲む前にスプーン1杯のオリーブオイルを飲むのがオススメ!  
 これは、ヨーロッパでの二日酔い防止の習慣になっています。
 また、ロシアでは、ワインを飲む前にバターやサワークリームを食べて二日酔いを予防する習慣があります。
 ここに共通点があることが分かりますか?
 そうです! 脂肪分を摂るといいのです。
 脂肪は胃の中で吸収されにくく、アルコールが身体に吸収されするのを抑えてくれるのです。
 アルコールの吸収速度をゆっくりとすることで二日酔いの防止になります。
 その他には、クルミナッツレーズンバターなどが効果的です。
 レストランや居酒屋で飲む前にこれらを口にすることが出来なかったときには、お店で最初にサラダゴマ豆腐カルパッチョアヒージョなどを注文するといいですよ。
 これらの料理から脂肪分を摂ることができます。

カルパッチョなどを先に注文して、食べながら飲みましょう。
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