テレビの仕事は期間限定のつもりで始めたという林先生。しかし、「今でしょ!」という言葉とともに注目されるようになった2013年のころより、今の方が仕事が増えているといいます。


小池都知事との対談も授業の合間を縫って

 自分の時間はまるでないですね。この状況がずっと続いています。しょうがないですよね、そうなっちゃったんですから。
 テレビの仕事は、当初、2016年3月までの3年間だけやろうと思っていたんです。僕の人気がそんなに長く続くわけはないと思っていましたから。ところが、全然変わらない。むしろ仕事が増えている状況なんです。

写真/花井智子

 自分の時間が持てないのは、前回にも述べたように、剛腕(=極悪)マネージャーが原因です。テトリスの名人みたいなスケジュールの組み方をするんですよ。空いていたところにスポンと予定を当てはめる。この前も、「ここの空いている時間に歯医者に行こう」と思っていたら、次にスケジュールを見たときにはもう埋まっていた。小池都知事との対談ですら、授業と授業の隙間の2時間にピタッとはめてきますからね。

 忙しい人がより忙しくなるのには、理由があることもわかりました。テレビに出始めたばかりの頃は、僕は端役に過ぎなくて、都合が合えば出してもらう、合わなければ他の人が出るという感じだったんですね。それが最近では、収録の日程を向こうが合わせてくださることも増えたんです。だから、テトリスのようにうまく隙間にはまっちゃう。
 マネージャーが言うには、打ち合わせそのものも、先方が来てくれることが増えている、と。だから、1日に何件も詰め込める。さらに仕事が増えて、ますます忙しくなるわけです。今でさえ自分の時間がないのに、「これからもっと仕事を増やせますね」ってマネージャーはニコニコしている。本当、わけがわかりません。
 

明日の第十回の質問は「Q10.仕事のオファーが絶えない理由はなんですか?」です。