日々大量の音楽に触れて、作品を生み出している演出振付家のMIKIKOさん。仕事から離れている時間はどんな曲を聴いているのでしょうか。

家ではリズムがない静かな曲でリラックス

 ずーっと音楽を聴く仕事なので、実はあまり、プライベートでは音楽を聴かないんです。よく驚かれるんですが……。音楽を聴くと、そちらに気をとられてしまうので、何かを聴きながらものを書くということもできない。私のダンスカンパニー「ELEVENPLAY」ではNOSAJ THINGさんのミュージックビデオを作ったり、舞台公演でAmetsubさんやevalaさんに音楽を書き下ろしていただいたり、ビートミュージックのシーンとすごく接点があるんですが。そうした公演や、ダンスレッスン、振りを作る時にはメリハリのあるビートミュージックを聴くことが多いですね。

撮影/杉田裕一 [POLYVALENT]

 だから逆に、仕事を離れるときには静かなほうがよくて。家でも無音のことが多いですね。聴くとすれば、リズムがない、静かな曲。全ての仕事が終わって、ストレッチをするときなどに、コトリンゴさんやYJY(Young Juvenile Youth)さんをよく聴いています。
 まあ、そもそもわたしにプライベートがあるのかな?という……。これといった趣味もないですし。昨年、自動車学校に通って、運転免許を取ったのが仕事以外の活動と言えるかもしれません。自動車学校に通うのは、楽しかったですよ。今やもう、人に何かを習うということがほとんどないですから。予約を取って、キャンセル待ちをして、そういう過程が新鮮ですごく楽しかった。そういうことはありますが……あまりプライベートの思い出はないかもしれない。なんだかかわいそうな人みたいですね(笑)。

明日の第十二回の質問は、「Q12.幼い頃から舞台やミュージカルを見ていたというMIKIKOさんにとって今でも印象に残っている作品は?」です。