いらっしゃいませ。
 大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。
 ワインは飲んでみたいけど渋いのが苦手な方、ワインを普段は飲まない、あまり馴染みがない、けど飲んでみたい!という方にオススメなのがちょっぴり甘くて飲みやすいワイン。
 そこで今回は、女性が喜ぶ!甘くておいしいスパークリングワインを見つける方法をご紹介します。
 女性とのデートでおいしいワインをサラッとチョイスしてくれたら好印象を持ってもらえるかも!?
 バレンタインも近いので、チョコをもらうと想定して(笑)甘いワインを用意してみては・・。

◆シャンパンの甘みはどうやって決まる?

 ワインには、辛口から甘口までさまざまな種類があります。
 どのように甘いワインを見分けたらいいのでしょうか?
 最初の乾杯で口にするのは、やっぱり泡もの。キラキラ光輝く泡は、ロマンチックで気分も上げてくれますよね。
 そこでまずは、シャンパンの甘口、辛口の見分け方をご紹介します。

甘いワインを見つけるなら、まずシャンパンから!

 シャンパンには辛口から甘口まで6段階に分けられています。
 甘みが決まるのは、シャンパンの醸造過程での補糖(Dosageドサージュ)という工程です。
 補糖とは文字の通り糖を補うのですが、蔗糖(ブドウ糖と果糖が結合したもの)とシャンパーニュの原酒の混合液(Liqueur d‘Expedition リケール・デクスペディション門出のリキュール)を加えます。
 つまり甘いリキュールを添加するのです。
 このリキュールの糖度によって味のタイプ(甘辛度)が決まるのです。

◆シャンパンの辛口~甘口6段階

 では、どのように6段階に分けられるのでしょうか?
 それは、リケール・デクスペディションの添加量によって甘みや呼び名が変わってきます。

○エクストラ・ブリュット(Extra Brut)
 糖分(リケール・デクスペディション)の添加量が0~6g/ℓ未満と決められているので、シャンパンの中では最も辛口となります。
 つまり、極辛口のシャンパンです。

○ブリュット(Brut)
 糖分(リケール・デクスペディション)の添加量が0~12g/ℓ未満と決められているので、ほとんど甘みはありません。
 つまり、辛口のシャンパンです。

○エクストラ・セック(Extra Sec)
 糖分(リケール・デクスペディション)の添加量が12~17g/ℓ未満と決められているので、あまり甘みは感じません。
 つまり、やや辛口のシャンパンです。

○セック(Sec)
 糖分(リケール・デクスペディション)の添加量が17~32g/ℓ未満と決められているので、ほんのり甘みを感じる飲みやすいシャンパンとなります。
 つまり、やや甘口のシャンパンです。

○ドゥミ・セック(Demi Sec)
 糖分(リケール・デクスペディション)の添加量が32~50g/ℓ未満と決められているので、しっかりと甘みを感じます。
 つまり、甘口のシャンパンです。

○ドゥー(Doux)
 糖分(リケール・デクスペディション)の添加量が50g/ℓ以上と決められているので、シャンパンの中では最も甘口となります。
 つまり、極甘口のシャンパンです。

次のページ 見た目で分かる! 甘口のシャンパン