戦国最強武将がすべてを賭けたものとは

「軍神」と呼ばれ、「生涯不犯」を貫いた上杉謙信。

 毘沙門天を信仰し、助けを求められれば東奔西走し、敵陣にさえ直接馬を乗り入れる「義」を重んじる姿は、戦国最強の義将として定着しています。

 ですが、本来の謙信は、父・為景が朝廷や幕府権力を利用する武略を見て育ち、その政治手法を引き継ぎます。謙信が目指したのは自らが上に立つことではなく「室町幕府再興」だったのです。

◆父・為景から受け継がれた「公儀」の精神とは

◆なぜ家督相続を拒み、守護代を拒んだのか

◆性志向? 宗教? 「生涯不犯」の本当の理由

◆関東管領名代職に就任するも越後に帰ったのは

◆武田信玄との川中島合戦、450年目の真相とは

 今までの通説を、最新資料をもとに論考を重ね、結論から導いた、上杉謙信の実像が明らかになります。

 著者はベストセラーになった新書『戦国の陣形』の著者である乃至政彦さん。謙信好きはもちろん、戦国好きにはたまらない一冊です。