今回『罠』の主演を務める加藤和樹

登場人物は、わずか6人――
「演劇界のヒッチコック」と呼ばれた巨匠、屈指の名作が蘇る

 フランスを代表する劇作家ロベール・トマが1960年に発表。パリで初演されたサスペンス劇の傑作『罠』が7年ぶりに主演・加藤和樹で7月・8月に上演が決定した。

 ロベール・トマをフランス演劇界の寵児へと押し上げ、世界中で大ヒットを飛ばした今作。かつて2009年に初演された加藤和樹主演の舞台は開幕と同時に反響と絶賛の嵐を巻き起こし、翌年には全国ツアーとして再演を果たした。加藤和樹もまた『罠』で記念すべき舞台初主演を飾り、その後の活躍も目覚ましく、演劇界の次代を担うトップスターとして大躍進を遂げている。

 登場人物はわずか6人だけ。誰もが怪しく、誰もが真実を語っているとは思えない状況の中、殺人事件の取り調べは二転三転、緊張感漂うセリフ(証言)の応酬が続く。物語の巧みな伏線と見事な構成、そして物語は衝撃的なクライマックスを迎える。「演劇界のヒッチコック」と呼ばれたロベール・トマ屈指の名作が今、蘇るのだ。

この度の舞台化にあたり、気鋭演出家・深作健太と若き実力派俳優・加藤和樹が再びタッグを組む。さらに白石美帆、渡部 秀、初風 緑、山口馬木也、そして筒井道隆など、人気と実力を兼ね備えた充実のキャストが実現。演劇業界を席巻するこの一大ニュースを、見逃すわけにはいかない。


■主演・加藤和樹コメント
7年ぶりの『罠』...初主演舞台。
初演でご一緒した白石美帆さん、再演でご一緒した初風緑さん。
新たに渡辺秀くん、山口馬木也さん、そして筒井道隆さん。楽しみでなりません。
再演の演出を手掛けた深作健太さんとまたこうしてがっつりお芝居を作れることを嬉しく思います。
今回また新たな『罠』が生み出されるでしょう。皆さんどうか、その目撃者になってください。
劇場でお待ちしております。

■演出家・深作健太コメント
7年前、はじめて舞台演出家として、デビューさせていただいた『罠』を、今また加藤和樹くんと一緒に作り上げる事が出来るのが、楽しみでなりません。
作家のロベール・トマさんは上演当時、戯曲のラストシーンを上下反転して印刷するほど、あっと驚く衝撃のラストを内緒にするよう指示しました。
50年以上色褪せない、傑作サスペンス。その醍醐味を思う存分、楽しんでください。