新刊情報 ヴィジュアル新書『人体解剖図鑑』(東京逓信病院 高野秀樹:

著)

●不思議で美しい!人体の驚くべき機能を徹底解説!

◆人体という小さな「大宇宙」へのいざない

◆美しいイラストだから、初心者でも目で見てわかる!

◆脳神経、感覚器、循環器、呼吸器、消化器、腎・泌尿器……あらゆる構造を紹介

◆病気がわかるコラムつき

本体価格1110円+税

◆つま先から頭まで人体を9章で解説!

【目次】

第1章 神経系
 脳と神経系の全体構造/脳・大脳皮質のしくみ……他

第2章 感覚器系
 眼の構造と視覚・色覚 /耳の構造……他

第3章 呼吸器系
   喉頭と声帯の構造 /気管と気管支の構造とはたらき……他

第4章 循環器系
  心臓の構造/拍動のしくみ……他

第5章 血液系と免疫系
 血液のしくみ/骨髄のしくみ……他

第6章 消化器系
 咽頭の構造と嚥下のしくみ/食道の構造……他

第7章 腎・泌尿器系
 腎臓の構造とはたらき/尿ができるしくみ……他

第8章 内分泌系
 内分泌の機能とネットワーク/脳や頸部にある内分泌器官……他

第9章 生殖器系
 男性生殖器の構造/精子と射精のしくみ……他
 

●人体は「小さな大宇宙」

気管は下気道にあたり、呼吸で口や鼻から入った空気を肺へ送る役目をもつ。末端までのあいだに23 回分岐を繰り返し、最終的には0.2 ㎜ほどの細さになる。また、吸い込んだ空気のなかに混ざって入ってくるウイルスや細菌を肺の手前でブロックするために、さまざまな抗体や免疫細胞が存在する。

わたしたち人間は、小さな細胞の集合体です。細胞は集まって、たとえば脳や神経、心臓、胃や腸、腎臓といった意味のあるさまざまな器官を形成し、信じられないほど緻密な連携、高度なネットワークを構築して生きるうえで必要な機能を発揮しています。(中略)人間の体はじつによくできているものだとたびたび痛感します。人体は、「小さな大宇宙」にたとえられており、まだまだ謎が多いのも事実で、原因が解明できていない病気や治療法がない病気も少なくありません。わたしたち医師は、最善の治療を行うために最大限の努力を惜しまないつもりですが、その小さな宇宙は果てしなく広く、自分たちを知るための旅を続けている、そんなふうに思えることさえあります。(本文より一部引用)