長男を東大とイェール、次男を難関国立大学医学部、わが子をそうそうたる名門校に送り込んだ母・小成富貴子さんの「褒め方」がすごい。的確な言葉で子どもの「何がすごいのか」を表現し、伝える。さらに褒めて終わらず、子どもに質問を投げかけ自分の言葉で答えさせました。そう、「表現力を鍛える」という裏テーマがあったのです。初の著書『究極の育て方』より、そのオリジナルな教育法を紹介します。

的確な言葉で褒める、表現力を鍛える 

 自分の思っていることをわかりやすく他者に伝える技術も、小さい頃から訓練すべきことの一つです。まずは親自身がお手本を示しましょう。

 褒めるときには「どういう所に自分が感動しているのか」が伝わるように言葉を選びます。小さい頃はただ「すごいね!」と言うだけでも喜ぶかもしれません。でも成長するに従い、それだけでは心に響かなくなっていきます。

 小さいうちからより具体的に伝える工夫を重ねることで、子どもたちも自然に真似をするようになります。

 

 例えば絵を描いたら、

「いろんな色を使っているから、見ていると楽しい気持ちになるね」
「目の付けどころが独創的でいいね」

 という風にわかりやすくポイントをあげます。さらに、

「どうしてこの色を使ったの?」
「なぜこのテーマを選んだの?」
 

 と「理由」を質問してみます。

 質問というのは、相手に関心を示すための大切な方法です。

 自分が得意な分野について質問をされて、嫌がる人というのはいないものです。どんどん子どもに質問をして、今度はお子さんの口からその作品や出来事について説明をしてもらいましょう。 

 こうすることで親子そろって、「いい所を言葉にする」という経験を持つことになります。

『究極の育て方』より構成