一つのミスが命取りになることも多いサッカーの世界。川崎フロンターレの大島僚太選手は、ミスをしてしまった際にどのように気持ちを整理しているのだろうか。

――ミスをしてしまった時は、どのように気持ちをコントロールしていますか?

 プレーに関しては、(川崎フロンターレでは)監督が「自分たちが試合を主導しているんだから、ミスをしても続けること」と指導してくださるので、誰かのミスに対してチームメイトが責めるということはあまりなく、自分自身のプレーに集中できますね。

――試合中、プレーについて文句を言われた経験もあると思うのですが、「それは、あなたのせいでは……」と相手に対して思うことはないですか? 

 正直に言うと、そう思うことは実際にあります。なので、僕も言う時は言うと思います。
 サッカーは団体競技ですが、個人競技の側面もあります。相手に指摘する時は指摘をして、個々で問題を消化しないと……成長するも落ちていくも人それぞれだと思いますし。 

――サッカーは大小問わず、様々なミスがつきもののスポーツだと思います。広い意味では「怪我」もそのうちの一つで、怪我の繰り返しで自暴自棄になってしまう選手も、今までにたくさん見られてきたのではと思うのですが、大島選手ご自身はそういった心境になったりしたことはありますか?

 怪我をした選手については、見ていて「苦しそうだな」と思うこともありますが、逆にそういう人を見ているからこそ、「自分はこうならないよう注意しよう」と考えることができている気がします。同時に、身体をケアすることの大切さも学びました。