A代表選出時、海外で長く活躍する選手たちと接した大島僚太選手。内面において、何か違いを感じる部分はあったのだろうか。

――代表合宿では海外組の選手とどんな会話をされましたか?

 やはり初戦が終わった後に話しかけてくれる方が多くて、リカバリーをする時に一緒に試合に出ていた何人かの選手から「海外に挑戦することも良いと思うよ」とアドバイスをいただきました。

 先輩方のお話を聞いていると海外でプレーすることも楽しいだろうなと思いましたが、実際に行ってみないと分からないことなどもあると思うので……。ただ前にお話しした通り、ドルトムントと対戦した時は「これは早く(海外に)行かないと」って少し焦った部分はありました。

――メンタリティ的に、長く海外でやっている長友選手、本田選手、岡崎選手だったりと、何か違う所を感じたりはしましたか?

 合宿先のホテル内では和やかな空気で物腰も柔らかいけど、ピッチに入った瞬間ガラッと変わる。それは国内組の選手とは違う空気でした。特に本田(圭佑)さんは自信を持ってプレーしているのが凄く伝わってきて、海外で生き残るのはこういう選手なんだということを肌で感じました。

――日本人は自己主張が少ないとよく言われますが、そうではなかった?

 そうですね……代表はサッカー選手なら誰もが憧れる場所で、大勢の選手が自分のポジションを狙っていることに対して不安にはならないのかな?と。
 僕はフロンターレでプレーしていて毎日ライバルを目にしているので、もう不安で不安でしょうがないんです。その不安がモチベーションになっている部分もありますが、自分は不安の中で毎日プレーしているのに、それを飛び越してチームメイトに対して寄せ付けない(自信を持っている)空気を出すのは凄いなと。
 でもピッチの外では、たとえば「この漫画読んでる?」など、僕がリラックスできるような会話もしてくれる優しい方でした。