ホーケイシリツを受け、ズルむけチンポに生まれ変わってから28年が経ちました。
 27歳ん時にシリツしましたので、やっとズルむけ年月がホーケイ期間を追い越した訳で、ひたすらめでたい今日この頃なのでございます。
 ワタヒのバヤイ、いわゆる真性ホーケイつー奴でして、おっ立っても頭が出てこないタイプのチンポだったのでございます。おかげ様で健康保険が効き、シリツ代も1万3千円と大変安く済みました。
 そのかわり、神奈川県の某市立病院泌尿器科にて、いかにもイイ加減そうな先生に執刀されたおかげか、たいそう見てくれの悪い粗チンとなってしまいましたが、とりあえずムケたからめでたしであります。

 たかがチンポの皮一枚。しかし、これがあると無いとでは、人生はガラリと変わるものです。
 まるで魚肉ソーセージその物といったピンク色の亀頭が、初めて世間に顔を出して以来、27年間の穴を埋めるが如く、ワタヒのお風俗通いがおっ始まった訳であります。
 もしあの時、シリツを受けずに真性ホーケイのままだったとしたら、現在とはまったく違う生活をしていると思います。
 流しに上がり、水道の蛇口から直接チンポの皮ん中に水を入れて洗ったり、洗面器にお湯を入れ、その中にチンポを浸してコポコポとゆすぐよーな、チンカス取り作業を続けているだろうし、もしかしたら未だに童貞だったかもしれません。
 また、チンポの皮が蛇腹状に固まり、穴が塞がってしまう真冬の不便さに、相変わらず閉口しているに違いありません。

 そーなのです。冬場の真性ホーケイは、いちーち皮の先端を揉みほぐして引っ張ってからでないと、ちゃんと小便が出ないのであります。これを怠ると、あらぬ方向に小便が飛び散り、特に囲いがない一列横隊の旧タイプの公衆便所などでは、すさまじい事態となってしまうのであります。
 ですから、真性ホーケイの人間は、みんな冬が大嫌いなのです。銭湯や温泉へ行く回数も極端に減っていきます。自然と身も心も寒い男になっていくのであります。因みにワタヒは、銭湯へ行くのがひと月に一度、なんつー時期がございました。