「筋トレで手にした肉体があれば『上司も取引先もいざとなれば力尽くで葬れる』という全能感が得られ、心に余裕が生まれる」。そのパンチの効いたツイートが話題になり、今やフォロワーが15万人を越えるTestosterone。マッチョ社長として熱狂的なファンを持つ彼が、自身の時間管理術を新刊『筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術』にまとめた。海外での忙しい社長業をこなしつつ、毎日のように筋トレを行う秘訣とは……? 限界までスリムアップされたその時間効率術には、サラリーマンも真似できる仕事術の極意が隠されていた! (2/3回目)

日々の時間効率を爆発的にアップさせる2つのメソッド

 

 前回は「筋トレすれば日々の時間効率は飛躍的にアップする」とお伝えした。超シンプルにいえば、「筋トレ=恋人」と考え、毎日ダンベルちゃんとのデートを控えていると思えば時間効率も上がるって話だ。

 さて、今回は僕が実践している“筋トレタイムマネジメント”を紹介する。このなかでキーワードとなるのが、朝の過ごし方である。はっきり言って、朝の使い方がその日の仕事の質を決めるといってもいい。

 僕は一時期、筋トレのために毎朝4時に起きていた。その後食事をとるのだが、すぐに筋トレは始めない。筋トレは「食事を摂ってから90~120分後に行うのがベスト」と言われているからだ。この朝食後の時間だが、のんびり過ごすことはしない。僕はここで、もっとも頭を使う仕事に取り掛かる。なぜか? その理由は2つある。

 1つめは、朝は一日のなかでもっとも頭が冴えているから。だからこそクリエイティブな作業に向いている。2つめは「筋トレ開始まで90分」という揺るぎないタイムリミットがあるから。「火事場の馬鹿力」という言葉があるが、人間は追い込まれると普段以上の能力を発揮するものだ。冴えている頭と猛烈な集中力を使って大事な仕事を片付けてしまうのである。

 これによって午前中で大事な作業は片付き、何より筋トレも終わっていることになる。すると、午前中にもかかわらず「今日終わったわ(笑)」という謎の解放感に包まれる。その後の作業は余裕を持って取り組めるので、単純なミスも減らすことができるってわけだ。

 だからこそ、筋トレや語学の勉強など「絶対にやりたい」と決めていることは朝にやるべきだ。仕事後にやるタイプの人もいるだろうが、夜はさまざまな“妨害”に晒されやすい。例えば、「仕事で疲れたし、今日はいいかな」みたいな言い訳や、急な残業や断りきれない飲み会に誘われることだってある。計画は必ず遂行できないと意味がない。だったら、誰にも邪魔されない朝にやりたいことをやっておくべきなのだ。

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