EXILEや三代目 J Soul Brothersを筆頭に、各グループが多彩な活動を見せるEXILE TRIBEから、新グループとして2017年1月にデビューしたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。そんな彼らの勢いを感じさせる2ndシングル『FRONTIERS』を発表した。パフォーマーの陣さんとLIKIYAさん、ボーカルのRIKUさん、川村壱馬さん、吉野北人さんの5人に新曲について訊いた。

これからの音楽業界で暴れ回る16人の新たな躍動
彼らの勢いをそのまま体現するような2ndシングル

 ―2017 年1月25日にリリースしたデビュー・シングル「Lightning」は週間チャートで2位を獲得するなどTVやラジオでも耳にする機会が多かったですが、デビュー・シングルで得られた反響をどのように感じていますか?

LIKIYA「デビュー曲の『Lightning』は、自分たちが結成からやってきた活動、その間の様々な想いが込められた楽曲でした。そういった曲に多くの反響をいただけたことは素直に嬉しかったですが、EXILE TRIBEの名の下で活動させていただいているからこそ得られた反響も多かったと感じています。チャートでの順位だけではなく、これから自分たちの力で楽曲の魅力をもっともっと広めていくことを大切に考えていきたいです」
「たくさんの方々にTHE RAMPAGEという存在を知っていただけたのは、僕たちの周りでサポートしてくださった多くの方々の力があったからだと思っています」
川村壱馬「メジャー・デビューを経験して、EXILE TRIBEとしての責任をさらに強く感じています。これから人生をかけて、命をかけてがんばっていかないと生き残っていけない世界であることも理解しています。自分たちが発信するエンタテインメントが、常にクオリティの高いものであるためには何をすべきかという意識を大切にしたいです」

―デビュー・シングル発売から約3ヶ月を経て、変化した心境や成長の実感はありましたか?

吉野北人「この3ヶ月間は、先輩アーティストを含め他のアーティストさんを近くで見させていただく機会が多かったので、自分たちの未熟さを痛感した時間でもありました。今後も追求心を持って、先輩方のパフォーマンスを目に焼きつけながら、THE RAMPAGEのスタイルをさらに濃くできるように活動していきたいと思っています」

―勢いを感じさせる2ndシングル「FRONTIERS」は、どのようなイメージで制作に入ったのでしょうか?

LIKIYA「まずは前作「Lightning」超えがテーマでした。自分たちの勢いやRAMPAGEの意味でもある暴れ回るってことを表現するよりも、自分たちの一歩成長した部分が表現したかったんです。だから、曲調的にもHIP HOPテイストが強かったりクールさがあったり、パフォーマンスでも自分たちをより明確に鋭角に表現したいと思ってパフォーマンスの振りも考えさせていただきました」

―未来を開拓していく強い意思表明を感じる表題や歌詞ですが、改めて曲の世界観について教えてください。

川村壱馬「スピード感のあるトラックとフロウ、歌詞は荒っぽすぎずメッセージの力強さもあって、自分たちの掲げるHIP HOP観と邦楽の良さをうまく融合させた新しい音楽ができたと思ってます。歌詞の中には〈切り開いていく〉とか〈未来絵図〉とか先を見たワードが出てくるんですが、この曲の主人公はまだ先が見えてないんです。先は見えてないけど、失敗なんて恐れず、どんどん新しいことに挑戦する開拓者。そこに自分たちを照らし合わせながら、聴いくださった方の気持ちを後押しする曲にもなっていると思います」
「攻めのナンバーであることはまちがいないんですけど、僕が着目したのは〈ギリギリのRedzone〉と〈不確かな明日を掴むまで〉って歌詞です。例えるなら、自分たち16人が綱渡りをしている感覚なんです。普通に地上を進むだけだと、攻めているようでいて守っているように感じたんです。ギリギリの状況で勝負して、失敗してもくじけずに進んでいくという強い気持ちも、この曲から感じ取っていただきたいです」

―トラックにはどんな感想やイメージを抱きましたか?

吉野北人「イントロから行進しているような、何かが迫ってくるような集団感があるトラックだなと思いました。THE RAMPAGEの単独アリーナ・ツアーが実現したら、この曲をオープニングにしたいよねって、レコーディングの時もヴォーカル3人で話していました。それくらい始まり感のあるトラックです」

―レコーディングの際に意識したこと、新たな挑戦になったことはありましたか?

RIKU「曲の世界観的にも、自分たちで壁をこじ開けて未開拓の地を突き進んで行くってイメージがあったので、挑戦しかないレコーディングでした。「FRONTIERS」のような強めの曲は、自分にとって表現が難しい部分でもあったので、スキル的にも自分の未開拓な領域を切り開いていけたかなと思っています」
吉野北人「3人の統一感、個人的な表現の色を意識しながらレコーディングしました。サビ前の〈いま壁を突き破る〉ってところは当初ファルセットで歌う予定だったんですけど、みんなで話し合った結果、地声で歌うことになったんです。サビにつながる部分なので、曲に勢いが出でるように何回も録り直しましたし、めちゃくちゃ気合い入れて歌った部分です」

―「FRONTIERS」のMVはクルー感がひとつのテーマだったとうかがいましたが、実際にどのような仕上がりになりましたか? また、MV撮影時の裏話などあれば教えてください。

LIKIYA「最初は3つのチームに分かれていた16人が、次第にひとつの集団になっていくという流れです。クルー感の強いMVではあるんですけど、激しさと鋭さもあって、自分たちの表現したいHIP HOP観をいいバランスで表現できたと思っています」
川村壱馬「力強さとか攻撃的な部分も映像に詰め込まれているので、歌詞と映像とのいい意味でのギャップも面白さだと思います」
「前作の「Lightning」にはなかった、メンバーのエモーショナルな映像も見どころです。例えばLIKIYAさんが上半身裸で雄叫びをあげていたり、山本彰吾が砂を顔にぶつけてたりする一方で、長谷川慎はニヒルに笑うだけとか。そういった普段は目にすることがないメンバーの表情や感情を表現する部分もあって、個人的にはそこの撮影が一番楽しかったです(笑)」

―楽曲が仕上がった今、リスナーにどんな風に届いて欲しいと考えていますか?
RIKU「新たな挑戦の始まりだったり、自分を取り巻く環境が変わった時に聴いていただけたら、この楽曲で背中を押すことができると思います」

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