こんにちは。水泳インストラクターの内村です。
 ゴールデンウィークも終わり、暖かい日も増え、だいぶ過ごしやすくなってきました。
 僕はこの5月で年をひとつ重ねまして、また新たな気持ちで仕事にプライベートに励んでいこうと思っております。

 さて、水泳は陸上スポーツに比べて、かなり上半身を使います。特に肩関節の使用頻度はかなり高いです。
 クロールやバタフライは、手を内側へ向ける前回し。逆に平泳ぎでは、手を外側へ向ける前回し。そして背泳ぎは後ろ回し。
 ということは、肩関節が柔らかいと、おのずと泳ぎも滑らかに柔らかな動きになることが、想像できると思います。

 ところが、中高年の方は肩が固い方が非常に多いです。周りをちょっと見まわしてみてください。四十肩、五十肩と言って、何かしら肩に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

 まずは、肩関節は、お椀の中にボールがはまっていて、その中でボールがコロコロと回転しているような構造と、イメージしてみてください。
 そして、このボールの部分を、腕の骨の付け根と考えます。現代人はこの付け根が、やや前寄りに偏って動いているといわれています。

 何もしなければ特に問題ないのですが、前に寄ったまま腕を持ち上げると、
腱が狭くなったり、何か物が引っかかったような動きになります。
 この動作が長年繰り返された結果、痛みが出るのが四十肩や五十肩と言われる症状と言われています。特に猫背気味の方、姿勢が左右で違う方は顕著に現れます。

 また、肩関節の動きは、肩甲骨と連動して呼吸に大きな影響を与えています。つまり、腕の動きが良くなると、呼吸も良くなのです。
 そこで今回は、肩関節の動きを滑らかにする、ペットボトルを使った、カンタンストレッチを紹介したいと思います。水泳に効くだけでなく、姿勢改善、肩こり予防にも効果があるのでとてもおススメです!

『水泳に効く!ペットボトルトレッチ』

 まずは、500mlのペットボトルを用意します。中身は空でも大丈夫です。ストレッチの前に深呼吸を2~3回します。自分の体に入ってくる空気の量を覚えておきます。

①胸を張り、正面を向き、腰の高さでペットボトルを持ちます。

 ペットボトルのフタが親指側にあるように持ちます。
 このまま、手首をぐるりと回して、フタを後ろに向けます。
 さらに胸を広げるようにして、腕を20センチ程度後ろに引きます。

 この姿勢のまま、10秒キープ。
 猫背ぎみの方は、これだけでかなり腕が動きやすくなります。

②ペットボトルを方の高さで横に持ちます。

 フタを上から回すようにして、①同様に手首をぐるりと返します。
 胸をできるだけ広げて10秒キープ。
 この時、肘が曲がりやすいのでしっかり伸ばします。

 背中で左右の肩甲骨同士が近づくように意識します。

③右のフタを下に、左のフタを上にして、胸の前で持ちます。

 そのまま、フタの方向に対角線状に腕を伸ばしていきます。
 両方のフタを、後ろの壁に押しつけるイメージです。

 この姿勢で10秒キープ。
 反対側も同様に行います。

 ①②③を終えた後、再び深呼吸をしてみます。深い呼吸ができるのを実感できると思います。

 このように

 肩の動きが良くなる。
  ↓
 姿勢が良くなる。
  ↓
 深い呼吸ができるようになる。

 という良い連鎖が起きます。
 どうぞ、水泳を通じて健康アップを実感していただければと思います。

 それでは次回もお楽しみに♪

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