2012年のメジャーデビュー以来、成長を止めない<サイレントサイレン>。ガールズバンド史上最速で日本武道館ワンマンライブを成し遂げるなど、今や日本屈指のガールズバンドとなった。今年5周年を迎える彼女たちが5月24日に両Aサイドシングル『AKANE/あわあわ』をリリース。年末まで自身最大規模の全国ツアーも敢行中の彼女たちの歩みは止まる様子がない。 写真/河野優太

家族愛を歌った”泣けるミドルバラード”と
サイサイらしさ全開”のポップソングの両Aサイドシングル

 

 
<写真左から>Ba.あいにゃん(山内あいな)、Dr.ひなんちゅ(梅村妃奈子)、Vo&G.すぅ(吉田薫)、Key.ゆかるん(黒坂優香子)


―では、さっそく5月24日リリースの両A面シングル『AKANE/あわあわ』について。まずは『AKANE』はどういった曲ですか?

すぅ「深夜ドラマの『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』のエンディングテーマにさせていただいている曲です。ドラマが“ゲームを通じて、父子の間にできた壁を縮めていく”という話なんですけど、そういったテーマがあったので、今回は“家族愛”をテーマにしたミドルバラードの曲をつくってみました」


―制作していく上で意識したことはありますか?

すぅ「私自身の話というわけではなく、だれにでも当てはまるような内容にすることを心がけました。お父さん世代が見ても、私たち世代が見ても共感できるように、あえて“私”だったり、“ボク”といった一人称の表現は出さないようにして、どんな人が聴いても、ちょっとでも自分に重ねられるような歌詞にして、聴いてもらえるよう意識しました」


―ご自身のご両親に重ね合わせたり、体験や気持ちを歌っていたりしますか?

すぅ「私自身が上京して、両親と離れて暮らしているので、“両親のありがたみ”という気持ちは歌詞にでているのかなと思います」


―曲のなかで、お気に入りのポイントってありますか?

すぅ「Dメロが気に入っています。タイトルの“AKANE(茜)”という言葉が入っているんですが、私にも反抗期があって、それを乗り越えてきた。改めて、“家族とか両親の大切さに気づけて、その感謝を何かをきっかけに言いたいな”っていう場面を描いたので、ぜひ注目してきいてほしいです」


―サウンドとして意識したことってありますか?

ゆかるん「私たちの曲のなかでも、テンポ的にゆっくりな曲ではあるんです。だけどバラード過ぎずっていう曲なので、いつもピコピコしているのを音に落ち着きをもたせて、大きな曲に感じてもらえるようにはしました」

ひなんちゅう「ゆったりめの曲なので、合わせるのが難しかったんですけど、レコーディング自体はけっこうスムーズにいきました。Dメロとかは、盛り上げってとか、音色で強弱をつけられるようにしたいなっと」

 

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