モノも、仕事も、人間関係も最小限でいい―
モノをなるべく持たず、シンプルに生きるという方法が、今、注目を集めています。部屋を片付け、モノを捨て、減らす。きれいになった部屋で、さて、次は何を減らそう……?
モノを減らしたあとの“生き方”を追究し、日本人の新しい生き方の指標となる、スロウで静かな「ミニマリズム幸福論」を描いた話題作がついに発売!(2015年11月21日全国書店等で販売開始!!)
『最小限主義。』の著者・沼畑直樹さんに、「最小限主義=ミニマリズムとは何か」「ミニマリストの生き方」について語ってもらいました。

Q. 本書を書こうと思われた動機をお聞かせください

沼畑 《ミニマル&イズム》というサイトでミニマリズムの暮らしについて書いていくなかで、「ミニマリズム」という言葉に多様性があることに気づきました。

私は実際に「生活音を減らす」「埃を減らす」といったミニマリズムを実践し、生活が大きく変わりました。

「自分が幸せになる要素」もミニマリズムで考え、ミニマリズムが「モノを捨てる」で終わらないことを実感したのです。

そのため、「持ち物が少ない人」のみが「ミニマリスト」であり、「ミニマリズム」であるという狭い価値観に違和感を感じ、「ミニマリズムの向こう側」の風景を書こうと思いました。

 

Q.  本書のキーワードである「ミニマリズム」とは、何でしょうか?

 

沼畑 「ミニマリズム」は、もともとは音楽や芸術分野の言葉であり、「最小限」を目指す言葉ですが、ここ数年、「モノを少なく暮らす」という意味でミニマリスト・ミニマリズムという言葉が使われるようになりました。いつでも部屋から飛び出して、違う場所で生きていけるだけのモノ量にするというノマド性が注目を集め、支持されました。