恋愛がうまくいかないのはアスペルガーが原因かも知れません。「隠れアスペルガー」は、日本人の40~50人に1人くらいいると推計されています。自身も自閉症、アスペルガーの症状に苦しみ、その経験をもとに現在カウンセラーとして数々の相談を受ける『隠れアスペルガーでもできる幸せな恋愛』著・吉濱ツトム氏が教えてくれたアスペルガーが原因の恋愛難民4パターン。

アスペルガーが原因の恋愛難民4パターン

 

 あなたが恋愛難民になっているのは、アスペルガーだからかもしれない──そう言われても、あまりピンときませんよね。誰だって、恋をすれば悩みや不安が出てくるものです。

 定型発達の人でも、恋愛がうまくいかないことはあるでしょう。しかし、アスペルガーの場合は、うまくいかない頻度が高すぎるし、問題が深刻すぎます。

 では、アスペルガーが原因で恋愛難民になっている人の典型的な恋愛パターンをあげてみましょう。

①出会いを避けている……恋愛逃避型

「恋人は欲しいけれど、出会いがなくて……」と言う人はよくいます。そういう人の中には、出会いがないというよりも、むしろ自分のほうから出会いを避けている人がいます。これは、アスペルガーに最も多く見られるパターンです。

 アスペルガーの人は、認知の歪みからくる対人緊張が激しく、人と接する機会を極力避けようとする傾向があります。自分から合コンやお見合いパーティーなどに行くなんてことは絶対にしません。「出会いがない、出会いがない」とぼやきながらも、まったく出会いの場に行こうとしないのです。

 一方、「恋人なんていらない」と言うアスペルガー人もいます。しかし、アスペルガーの人は基本的に寂しがり屋なので、本心では誰よりもパートナーを欲しているものです。
「恋人なんていらない」と言っている人は、対人緊張が強すぎて、人間本来の「人と寄り添いたい」という欲求を封印している場合がほとんどです。

②会話が全く続かない……コミュ障型

 恋愛逃避型と同じくらい多いのが、このコミュ障型です。恋愛逃避型とコミュ障型をあわせ持っている人も多く、そうなると、恋愛の機会は極端に減ってしまいます。

 コミュ障型は、雑談が苦手で気配りが下手。恋愛に限らず、あらゆる人間関係を築くことがうまくありません。人付き合いが苦手なため、あまり人と関わろうとしない傾向にあります。

 コミュ障型の中には、恋愛に関して積極的に働きかける人も稀にいますが、なかなかうまくいきません。何度かフラれるという程度なら誰にだってあり得ますが、100人とお見合いしたのに1度もOKがもらえないというような事態になってしまうのが、このタイプです。

 恋愛というのは相互のコミュニケーションによって成り立ちます。コミュ障タイプは、恋愛におけるほとんどの科目が赤点のようなもの。合格点をもらうためには、猛勉強が必要になります。『隠れアスペルガーでもできる幸せな恋愛』がきっと参考書として役立つことでしょう。

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