【芸守】

授与所 談山神社

ご利益 諸芸事の上達

初穂料 600円(税込)
 

 その昔、中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿を誅殺するために密やかに談合した地と言われる多武峰(とうのみね)。その言い伝えから、古くよりこの山は「談(かたら)い山」と呼ばれ、談山神社の由来となっている。

 こちらのお守りのなかで人気があるのが、人形のデザインがユニークな芸守だ。境内の建物のひとつ、権殿の修理が完成した折、権殿が能の発祥などの古典芸能に重要な役割を果たした場所ということにちなんで、新しくお目見えした。

「諸芸上達を願うお守りで、どのような芸事でも身体の一部分ではなく、全身が大事であることから人形を模した形になっています。また、いざという時に握りやすいサイズにしています」。

 と、このお守りを考案した権祢宜の花房兼輔さんは話す。

 TV番組で、ある芸能人がこの芸守を身に着けているのが映ったことから話題となり、海外からも談山神社を訪ねて手に入れる人が多いという。

 表は芸の旧字体「藝」、裏は鎌足公の「鎌」の紋と談山神社の文字が刺繍されている。白地に赤の縁取りがきゅっと締まった印象を与え、モダンで雅やかな、麗しいお守りである。