親にとって子どもの成長は喜びが大きい反面、一喜一憂してしまうものでもあります。隣のクラスのあの子より小さい、とか○○ができないとか……。でも、なかなか人には言いづらい。そこで現役保育士の方に聞いてみました。
 子どもたちとの心温まるストーリーが大好評のてぃ先生・著書『ハンバーガグー』より子どもの接し方を紹介します。
 2回目の今回は『“差”じゃなくて、“違う”だけ』です。
 

 

■成長は早い、遅いじゃない

 ついつい自分の子どもとほかの子どもを比べてしまうことがあると思います。保育士でもありがちです。
 例えば、
「あの子はもうオムツとれたけど、この子はまだとれない」
「あの子はあんなに話せるのに、この子はまだ話せない」
「あの子はあんなに背が伸びたのに、この子はまだ小さい」
 なんて具合につい比べちゃう。不安になり、大丈夫かなと心配をする。

 僕は思います。それでは子どもも大人ももったいない!と。
 ぜひ、こう考えてみませんか?

「差じゃなくて、ただ違うだけなんだ」

 子どもは、大人の数十倍もの早さで成長が進みます。
 同じクラス(同じ年度生まれ)のなかでも、4月生まれの子どもと、3月生まれの子どもではかなり違います。

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