あの東京大学ですら、世界大学ランキングでは39位止まり(2016-2017年度版のタイムズ・ハイアー・エデュケーションより)。ではその上位に食い込む、世界の名門大学は何が違うのか? その名門を名門たらしめる特徴――「傾向」と実際の入学までのルート――「対策」を、世界を見据える読者に提供。第2回目は、世界大学ランキング7位(同)、AmazonCEOジェフ・ベゾスを輩出したプリンストン大学。【対策編】

傾向編:知ってたらちょっと通? あのジェフ・ベゾスも卒業した名門大学、その名は?

昨年の入学者わずか1890名

 プリンストン大学は選抜が厳しく、入学を認められる学生の数は多くはありません。2017年には、出願者が31,850人で、そのうち、12,435人が4.0のGPA(成績評価値、最高点)を持っており、13,850人がSATの二つの試験で1,400点以上を取っています。最終的には、出願者のわずか6.1パーセントに当たる1,890名しか入学を認められませんでした。プリンストン大学の名声と多様な教育課程を考慮すれば、なぜこれだけ多くの人たちがプリンストン大学に入るために競い合うのか理解するのはむずかしいことではありませんが、それにしても狭き門です。

 出願においては、SAT/ACTの試験を受け、さらにSAT II(SATの科目試験)を少なくとも2科目受けなければなりません。SATにおいては、1600点満点中、1400点を切ると一気に合格率が落ちるため、最低ラインとして1400点を達成したいところです。

 また、プリンストン大学ではCommon application(共通願書)に加え、学校独自の追加項目として、短文形式や小論文形式の問題を学生に課します。例えば、自分の人格形成に影響を与えた人物との出会いやエピソードを500単語で書け、といったような独自の問題が出題されています。

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