2度の武者修行の末、2017年1月にメジャーデビューを果たしたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。デビュー・シングル「Lightning」に続き、2ndシングル「FRONTIERS」も週間チャートで上位にランクイン。それに続く第3弾シングル「Dirty Disco」を7月18日にリリース決定。勢いに乗る彼らの今を探るため、LIKIYA(LEADER/PERFORMER)、陣(LEADER/PERFORMER)、RIKU(VOCAL)、川村壱馬(VOCAL)、吉野北人(VOCAL)のメンバー5人に迫った!! 文・取材/馬渕信彦
 

―3rdシングル「Dirty Disco」は、どのようなイメージで制作に入ったのでしょうか?

LIKIYA「デビュー作の『Lightning』と前作の『FRONTIERS』は、THE RAMPAGEのパフォーマンス・スタイルだったり、どういう形で自分たちの色を表現していきたいかを追求して作った2曲でした。対して今回の「Dirty Disco」は、お客さんに寄り添える曲、お客さんと一緒に楽しめる曲をテーマに制作しました」

―THE RAMPAGE独自のスタイルを刻む歌詞とファンキーなビートが印象的ですが、改めて楽曲の世界観を教えてください。

川村壱馬「タイトルにも〈Disco〉って言葉が入っているように、80年代の音楽を今風にアレンジしたのがサウンドの世界観です。僕たちはディスコ世代ではないのですが、イメージを探ったり膨らませながらリアルなものに近づけていった部分があります」

RIKU「聴きやすいサウンド・アプローチなので、みんなで楽しく聴ける夏の曲だと思います。でも、歌詞には「Lightning」と「FRONTIERS」に続いてTHE RAMPAGEの強い意思表示が詰まっています。曲と歌詞のギャップもこの曲のポイントです」

吉野北人「僕は曲を聴いて、クラブを連想しました。ミラーボールの下でノリノリで踊ったり歌ったりしているイメージです。人それぞれの自由さとか、そういったものも「Dirty Disco」から感じました。今までのTHE RAMPAGEの楽曲は、自分たちの覚悟だったり想いを強く打ち出していましたが、今回はみなさんに寄り添える歌詞も多く含んでいる気がします。そういった意味では、新しいTHE RAMPAGEを楽しんでいただける楽曲になったと思います」

―歌詞には〈曲げない My steelo〉とありますが、改めてTHE RAMPAGEの生きざまとはどのようなものだと自覚していますか?

LIKIYA「よりリアルであるってことが、THE RAMPAGEの生きざまだと思っています。変にかっこつけず、等身大の自分たちを表現する姿勢もそうだと思います。いろんなものを吸収して芯の通ったブレない自分を作り上げる意識を持って、リアルな男たちの集団でいたいと思っています」

「THE RAMPAGEの生きざまって、今やるべきことを必死に取り組んで地を這ってでも前に進むってことだと思うんです。そういう意味では、タイトルの「Dirty Disco」も自分たちを言い当てているなと思います。僕らの〈Disco〉って、きっと薄汚れたミラーボールがあるような場所で、決してレッドカーペットが敷いてあるような会場ではない。今の自分たちの等身大を表現しているのが、この「Dirty Disco」というタイトルなんだと思います」

―トラックにはどんな感想やイメージを抱きましたか?

RIKU「80年代や90年代の情景が浮かぶようなトラックで、個人的には凄く耳に残る曲だと感じています。そこにこの歌詞が乗って、レコーディング中も3MCならではの化学反応が起きましたし、THE RAMPAGEの表現の幅を広げてくれる楽曲になったと思います」

―パフォーマンスに関しては、誰が中心となって振りつけを考えたのでしょうか?

「瑠唯と健太と僕です。いつも「Dirty Disco」のような曲のインストで踊っているので、イメージも沸きやすかったです。「Lightning」と「FRONTIERS」の経験があったからこそ、スムーズに制作できたんだと思います。3人で大枠を作った後は、みんなで構成を練って、よく振りつけをするLIKIYAさんと山本彰吾のテイストを盛り込んでいった感じです」

―トラック的にも初挑戦なところが多かったと思いますが、レコーディングの際に意識したことは何ですか?

川村壱馬「この曲の雰囲気に近い海外アーティストの楽曲を聴きまくって、そのヴァイブスを乗せることを意識しました。今までしてこなかった表現、新たなグルーヴを楽しんでいただきたいです」

吉野北人「今までの楽曲とは雰囲気が異なるので、歌い方にも違いが出ていると思います。たくさんアドバイスをいただきながら、前作、前々作との違いも意識しながらレコーディングしました」

―「Dirty Disco」のMVは、みなさんから観てどんな仕上がりになっていますか?

吉野北人「今回のMVの撮影はかなり楽しかったです。「Lightning」と「FRONTIERS」の時はカメラを睨みつけるような表情が多かったと思うんですが、今回は素の自分たちというか、今までとはまた違った表情が撮れていると思います。あと、今回は昼と夜のシーンがありまして、昼のシーンでは太陽の下で16人全員で踊っていたり、夜のシーンはクラブっぽい雰囲気の中でフリーバスケットボーラーやプロスケーターの方に協力いただいて一緒にパフォーマンスさせていただきました」

―そんなMVを含め、改めて本作「Dirty Disco」はどんな楽曲に仕上がったと思いますか?

川村壱馬「MVはかなり長時間の撮影でかなりタイトではあったんですけど、終始メンバーの雰囲気も良かったんです。そこがこの楽曲が持っているエネルギーの強さであり、今のTHE RAMPAGEを象徴する勢いなのかなと思いました。「Lightning」や「FRONTIERS」とは違う、お客さんに優しく寄り添う曲ができ上がったと思います」

「とにかく楽しい感覚とかハッピーな気持ちを、この「Dirty Disco」を聴いて感じて欲しいです。素直に楽しむことって、実はあまりできなかったりするじゃないですか。「Dirty Disco」は照れもなく全力で楽しめる曲。楽しい気持ちを開放できる楽曲になっていると思います。これから夏が始まりますし、ぜひ「Dirty Disco」と一緒に楽しんで欲しいです」

―続いて、そのカップリング曲「Shangri-La」は、どのようなイメージを持って制作に入ったのでしょうか?

LIKIYA「さっき翔平が言った通り、今の自分たちに足りないのが、お客さんと一緒に楽しめる曲だったんです。この「Shangri-La」も、曲作りのテーマは「Dirty Disco」とほぼ同じです。デモ音源を聴いた時は、この爽やかな曲でどうTHE RAMPAGEらしさを表現するかを悩んだところもあったんですけど、「Dirty Disco」とはまた違った一体感を演出できる曲に仕上がったと思います」

―そのメッセージ性や歌詞の世界観について具体的に教えてもらえますか?

川村壱馬「さわやかな夏のイメージもあるんですけど、最後に北人が歌う〈陽が沈むまで〉っていう歌詞とか、どこか夏の終わりの切なさも漂わせる曲なんです。夏の夕方を連想させる、楽しいだけじゃなくて独特の切なさや儚さみたいなものも詰まった世界観があると思います。この曲がリード曲になるんじゃないかと思ったくらい、僕も大好きな曲です」

―歌詞に〈いま集まれ この場所がShangri-La〉とありますが、THE RAMPAGEにとっての〈Shangri-La=理想郷〉とはどのような場所でしょうか?

「ステージかなと思いますね。僕たちはステージの上でTHE RAMPAGEを表現しているので、やっぱりそこが今までやってきたことや自分たちの想いを出せる特別な場所だと思います。ステージにはこだわりを持ち続け、感じるものすべてを吸収して、また新たなステージに上がれるようにがんばっていきたいと思っています」

LIKIYA「場所ではないんですけど、LDHだったりEXILE TRIBEの先輩なのかなと思いました。THE RAMPAGE がEXILE TRIBEの一員として〈LOVE〉、〈DREAM〉、〈HAPPINESS〉を伝えていくという意味でも、先輩グループのように自分たちの想いを世に伝えていくことが、理想郷に近づくんだと思っています」

―パフォーマンスの振りつけはLIKIYAさんが担当しているんですよね?

LIKIYA「はい。ライヴでお客さんに寄り添える楽曲にしたかったので、激しく踊るっていうよりも一体感の出せる振りつけを考えています。サビではHIP HOP調な音もあるので、そこでは自分たちの色を出しつつ、今年の夏を一緒に盛り上がれるパフォーマンスを届けたいです」

―トラック自体がライヴ映えしそうですよね?

RIKU「はい!僕はイントロのエレクトロが入ってくるところが好きですね。強さも切なさも表現できているので、このイントロに曲のすべてが詰まっているような気もしています」

―リスナーにはどんな風に聴いて欲しいですか?

吉野北人「爽やかさもあって受け入れやすい楽曲だと思うので、構えないで聴いていただきたいです。夏をさらに楽しんでいただける曲になればと思っています。あとは、自分が目指す場所を探している人にもぜひ聴いていただきたい曲です」

―MV「RAMPAGE ALL DAY Introduced by Zeebra (Music Video) 」ではイントロデュース役でラッパーZeebraさんが登場! 感想を教えてください。

「実際にメンバー全員でZeebraさんの撮影現場にうかがったんですが、かなりの迫力でした。日本のHIP HOPを作り上げた方のひとりなので光栄ですし恐縮なんですが、そんなZeebraさんの後に自分たちがパフォーマンスして楽曲にするので、相応の技術と気合がないと成立しないぞって気持ちになりました」

―MVを含め、この「RAMPAGE ALL DAY」はどんな風にリスナーに届いて欲しいですか?

「ジャンルによって音のニュアンスが変わったりするので、そんな聴き方も楽しんでいただきたいです。今後の僕らの活動を通して、ぞれぞれの個性をフィーチャーしたこともやっていきたいと思っているので、ライヴのパフォーマンスも楽しみにして聴いていただけたらなと思います」

―前作に続き、ボーナス・トラックで「FRONTIERS」の英語バージョンを収録したのには、どのような想いがあるのでしょうか?

川村壱馬「2ndシングルでは「Lightning」の英語バージョンを収録したんですけど、それに続く第2弾です。これからも続けていきたいアプローチです。今後の展開を見据えた時に必要な挑戦だと思いますし、継続してくことが大事だと思っています」

―今作が完成していよいよ夏のライヴ・シーズンに突入します。最後に、ライヴへの意気込みや今後どんな活動をイメージしているかお答えください

LIKIYA「この夏はかなり多くのフェスやイベントに出演させていただくので、自分たちも気合いを入れてパフォーマンスを見せたいと思っています。夏を自分たちで盛り上げるくらいの勢いで全国各地を暴れ回って、今までの楽曲を総動員してブチ上げていきます。さらに、ここから何が必要かも考えていきながら下半期に向けて準備していきたいと思っています」

吉野北人「多くのフェスやイベントに出演させていただくので、今からワクワクしています。自分たちの気合いだけじゃなくて、お客さんと一体となれるようなライヴ作りもしっかり考えていきたいです。またライヴが観たい! そう思っていただけるパフォーマンスを披露していきたいと思っています」

川村壱馬「ひとつひとつ丁寧に、その場にいる方たち全員を楽しませる気持ちでライヴを届けていきたいです。みなさんの夏が最高のものになるようにライヴに臨みます。ぜひTHE RAMPAGEのライヴを楽しみに来てください!」