自律神経研究の第一人者である小林弘幸氏が、最新刊『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)を上梓。自律神経をコントロールできれば、仕事の成果もあがる! たとえば小林氏は「午前中は絶対にメールチェック」しないという。その心は?

午前中は仕事のゴールデンタイム

 たいていの場合、会社で決められた就業時間は八~九時間。必要に応じ、それに加えて数時間の残業をするという人が多いでしょう。

 その間、私たちの体はずっと同じようなコンディションを保っていられるわけではありません。生命体としてのバイオリズムがあり、ノリのいい時間帯もやる気が起きない時間帯も出てきます。

 このとき、仕事内容にコンディションを合わせようとするのではなく、コンディションに仕事内容を合わせていくほうが、はるかに賢いやり方です。

 まず、午前中は自律神経のバランスが整っており、脳を使う仕事に集中するのに向いています。

 また、ドーパミンが大量に分泌される時間帯でもあるので、記憶や認知作用を司る中枢神経が強化され脳のポテンシャルが上がります。さらに、アドレナリンも多く出ますから 集中力も高まり、質の高い仕事ができます。

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