明日から仕事。出社してから見ればいいものを気になってベッドに寝転がりながら、自宅でメールチェックしていませんか? その選択が命取りになります。最新刊『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)を上梓した、医師・小林弘幸氏は「静の時間に明るい光を浴び続けたら、自律神経が乱れる」と語る。

寝る前の「興奮」を避ける

 太陽に照らされた明るい時間が「動」だとすれば、夜の暗い時間は「静」。自律神経も動の時間は交感神経が、静の時間は副交感神経がそれぞれ優位になり、心身のバランスを整えています。

 ここで、静の時間に明るい光を浴び続けたら、自律神経が乱れるということはわかるでしょう。このときの「明るい光」とは、蛍光灯のようなものばかりではありません。液晶画面など目から入ってくる光が問題なのです。

 

 いい休息を得たいなら、眠る三時間くらい前からは、こうした明かりは目に入れないことです。テレビを見るのも、パソコンやスマホの画面を見るのもやめましょう。

 見たいテレビ番組があるなら録画しましょう。パソコンやスマホは寝室に持ち込まないようにしましょう。

 スマホの充電を枕元の電源で行っている人は多いはずです。でも、それをやっていると、つい「寝る前にもう一度だけメールチェックを」ということになります。

 それによっていらぬ光を目に入れ、交感神経を刺激してしまいます。
 加えて、もし嫌な内容のメールでも来ていたらどうでしょう。イライラして寝付けないということにもなるでしょう。

 そもそも、それを寝る前に知ったからといってどうにもならないのです。夜から行動を起こすわけにはいかないのだから、寝る前にメールチェックなどして、余計な心労を増やさないことです。

 今日からぜひ、スマホは寝室以外の電源に差し込み、そんなものは朝まで忘れて眠ってください。

『自律神経が整えば休まなくても絶好調』より構成)