夏のスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」が大好評の東京ディズニーシー。シーの楽しみといえば、アトラクションやショーだけだと思っていませんか? しかし、十数年パークに通うディズニーブロガーのみっこさんは、「アトラクションやショーの魅力はもちろんですが、ふとした光景に隠れているこだわりを見つけるとパークで味わえる感動は何倍にもなる」と言います。最新刊『思わす話したくなる究極のディズニー』より、プロメテウス火山にまつわるエピソードを紹介します。

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◆火山活動が始まると
ミステリアスアイランドの照明がチカチカと点滅する

 ディズニーシーのシンボル的存在であるプロメテウス火山は、ご存じのとおり時々噴火します。水上ショーに合わせて噴火したり、過去にはなんと火山がしゃべったこともあります。

 ショー以外に、一体いつ噴火をするのか予測は不可能……と思われるかもしれませんが、実は噴火の前後にはちょっとした異変が起きるのです。

 例えば、噴火の前にはショップ「ノーチラスギフト」上のスピーカーから「圧力計に異常な数値の変化が見られる……」という注意喚起の放送が入ることがあります。

 また噴火が始まると、ミステリアスアイランドのトンネルや通路にある照明がチカチカと点滅します。

 これは、このエリアの天才科学者・ネモ船長が開発した地熱による発電システムのエネルギー、「ネモニウム」の供給が、火山活動の影響を受けて不安定になっているという演出です。ネモニウムを使っている照明は、「すべて同時に点滅する」というこだわりぶり。

 ミステリアスアイランド周辺にいる時に火山活動が活発になってきたら、電灯や放送にも注目してみてください。

◆独特のあいさつ

 ミステリアスアイランドでは独特のあいさつが交わされます。キャストに「モビリス」というと、「モビリ!」と返してくれます。「モビリス・イン・モビリ」(Mobilis in Mobili)とは「変化をもって変化せよ」という意味のラテン語です。

 このようにキャストのあいさつもテーマポートごとに異なる、というこだわりがディズニーシーにはあります。ここではほかのエリアの例をご紹介。

・メディテレーニアンハーバー(イタリア語)
 チャオ、ブォンジョルノ、ブォナセーラ

・アメリカンウォーターフロント(英語)
 グッドモーニング、グッドアフタヌーン、グッドイブニング

・ロストリバーデルタ(スペイン語)
 ブエノスディアス、ブエナスタルデス、ブエナスノーチェス

 午前中、午後〜夕方、夜と時間帯によって変わります。自然すぎて記憶に残っていない方も多いと思いますが、気にしてみるとおもしろいかもしれません。

〈『思わず話したくなる究極のディズニー』より構成〉

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