薄着になる夏、身体のラインが気になる方にオススメなお酒といえば焼酎。他のお酒に比べカロリーが低いため、太りづらいのです。
 さらに焼酎は、飲み方が多彩で、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割り…さまざまな味わいが楽しめます。
 そこで、焼酎のエキスパート「焼酎唎酒師」が、原料別に、今おすすめの焼酎をご紹介。いずれも2500円の以下で、とてもコスパの高い逸品ばかりです。

焼酎唎酒師とは…
「焼酎唎酒師」は、焼酎に関する様々な知識力、正確な香味鑑定力、より付加価値の高いサービス・セールス力を備えた提供者。いわば「焼酎のソムリエ」で日本酒サービス研究会・酒匠研究会(SSI)が認定する資格。

芋焼酎の黒麹編②

『黒五代』

『黒五代』原口酒造/鹿児島県

 厳選したサツマ芋と、薩州霊山「冠嶽山」の伏流水を仕込み水に使用し、昔ながらの伝統と技で磨き上げられた『さつま五代』に黒麹を使用。
 お湯割りにすれば芋のふくよかな香りと甘みが引き立ち、水割りやロックなら口に広がる黒麹特有の風味とふくよかな旨さを楽しむことができる。

“焼酎唎酒師テイスティング”

 スッキリとしているのにふくよかで甘い香り、口に含むと蒸し芋のような芳醇でコクのある甘みが一杯に広がり、芋という表現より「THEサツマ芋」という表現がしっくりくる1本。焼き芋やスイートポテトを連想させる味わいは、どんな食事にも合うオールマイティーな芋焼酎と呼ぶにふさわしい。

“おすすめの飲み方” ロック、お湯割り

度数:25度
原材料:芋、黒麹
価格:1724円(1800㎖)
住所:鹿児島県薩摩川内市五代町2725番地
電話:0996-25-2424
www.satsuma-godai.co.jp/top.html

 

『黒こうじ屋久の島』

『黒こうじ屋久の島』本坊酒造 屋久の島伝承蔵/鹿児島県

 世界自然遺産の島「屋久島」で伝統的な手造り甕仕込みにこだわり、稀少な本格焼酎の逸品を生み出している。『黒こうじ屋久の島』は、良質な鹿児島県南薩摩産サツマ芋を黒麹で仕込んだ原酒と、甕仕込みで造った原酒をブレンド。その芳醇な二つの原酒を屋久島の軟らかい水で割った本格芋焼酎だ。

“焼酎唎酒師テイスティング”

 ガツンとしたパンチはないが軽快でふくよかな芋らしい香りとまろやかな味わいが後からゆっくりと芳醇な芋の味わいを運んでくれる。屋久島の甘く軟らかい水で仕込まれた焼酎は、女性杜氏・久保律さんが甕仕込みで作った原酒がブレンドされた繊細な造りで、女性にも受け入れられやすい焼酎に仕上がっている。

“おすすめの飲み方” ロック、水割り

度数:25度
原材料:芋、黒麹
価格:1980円(1800㎖)
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2384
電話:0997-46-2511
www.hombo.co.jp/

*価格は希望小売価格(税抜き)

焼酎唎酒師/本村哲雄
20年前、京都で焼酎屋『長寿庵孫助』を創業。今年、京都タワーB1に野菜・出汁粥・甘味・蒸留和酒の店『松富や壽かゆな』を出店。KBS京都ラジオで月1回「本村哲雄の日本酒を極める」コーナーを担当。

 

〈『焼酎一個人』より構成〉