それでも改善しない場合は…

 これらの点を改善しても疲れが取れないなら、別の原因が考えられると三橋さんはいう。

「例えば、イビキをかく人は空気の通り道(気道)が狭くなり、血液中の酸素が減少し、脳が十分に休めていないことが考えられます。仰向けに寝ると舌が落ちて気道を塞いでしまうので、横向きかうつ伏せで寝るのが鉄則。仰向けになるクセがあるなら、背枕を背中に置くか、タオルなどを詰めたリュックを背負って寝るのも効果的です。横向きで寝やすいよう背中側にもクッションがある『スリープバンテージ』という枕も販売されているので、活用してもいいでしょう」。

 ひどいイビキがある人は、途中で何度も呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群を起こしている可能性も。この場合は医療機関で適切な治療が必要になるので要注意だ。

(第三回:「90分の倍数で眠ると目覚めがよい」ってホントなの?