長男を東大とイェール、次男を難関国立大学医学部、わが子をそうそうたる名門校に送り込んだ母・小成富貴子さん。「非お受験ママだった」という小成さん独特の勉強法とは? 初の著書『究極の育て方』より、勉強する「場所」とお母さんの「言葉かけ」、その逆転のメソッドを紹介する。

勉強机は使わない

 

 子どもたちには勉強机を買ったのですが、全く使っていませんでした。

 ではどこで勉強していたかというと、食卓テーブルです。基本的に自分の部屋にいるのは音楽を聴いたりしているときで、勉強するとなるとリビングにやってくるのです。

 小学生の頃は、二人とも宿題などを見てほしがったので、家事をしている間にも質問できるリビングの方が都合がよかったのでしょう。いつの間にか、食事が終わっても食卓を囲んで皆何かしらしているので主人も私も、質問をされるとその場ですぐに答えることができました。

 このスタイルは大学受験の頃まで続きました。きっと二人とも小学生時代から勉強していた場所のほうが、慣れているし、安心できたのかもしれません。
自分の部屋で勉強をさせるようにすると、親はその子の勉強の進捗を確認することが難しくなりますし、すぐに質問に答えてあげることもできません。子どもにしても「後で聞いてみよう」と思っても、そのままになってしまうこともあるでしょう。

 疑問点をすぐに解決できるという点で、リビング学習は最適だと考えています。

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