7月27日発売、『焼酎一個人vol.1』より、新しい焼酎のスタイルを提案します。

 焼酎ファンの中には、暑い夏場でも焼酎は「お湯割り」に限る…という人が少なくない。確かに、焼酎本来の素材の甘みや香りを愉しむには、お湯割りが最適。クーラーなどで冷えた体を内側から温めてくれることも魅力のひとつだろう。

 どうすれば、本当に美味しい「お湯割り焼酎」を作れるのか。名酒「百年の孤独」や「山ねこ」などで知られる宮崎の名門・黒木本店の黒木信作さんにコツを教えてもらった。紹介するのはアルコール度数20度の宮崎焼酎(写真)のケースだ。
 

【作り方】
①お湯割り用のグラスか陶器製カップを用意する。
②お湯を先に入れる。温度は約85℃。
③焼酎を加える。混ぜなくても、温度差による対流で自然に焼酎とお湯が混ざり合う。

 お湯は熱すぎないこと。85℃くらいで焼酎の香りが開いて来る。焼酎とお湯の割合は、「20度の宮崎焼酎は、焼酎7:お湯3にすると、アルコール度数が14度くらいになって、ちょうどよい濃さになります」と黒木さん。

 85℃程度のお湯を先に入れ、焼酎7:お湯3が黄金率。焼酎好きなら、ぜひ覚えておこう。

宮崎の蔵元では県内向けに20度焼酎を製造しているケースが多い。

〈 7月27日発売、『焼酎一個人vol.1』より構成〉