AKB48の5期生として加入、現在はNGT48の精神的支柱でもある北原里英が、
ついにグループからの卒業を発表した。今後は女優を目指すという彼女が
キャプテンとして、今年4月のNGT48デビュー時に語っていたグループへの思いとは?
写真を拡大 卒業を発表したNGT48の北原里英さん。

――北原さんはNGT48のキャプテンとして、メンバーの中で一番、デビューまでの道のりを俯瞰(ふかん)して見てこられたのではないかな?と思います。

北原 まずNGT48は劇場のオープンも(元々予定していたオープン日から)3カ月くらい遅れてしまって…。でも、その分すごく立派な劇場も出来たので、完成したときは本当に嬉しかったです。やっぱりAKB48と言えば劇場が原点――なくてはならないものなので、NGT48にとって自分たちの劇場が出来たことは、とても大きなことでしたね。

――北原さん自身ももちろん、メンバーも不安だったんではないかと思うのですが、その頃のグループの雰囲気だったり心境を教えてください。

北原 最初に遅れるって聞いたときは、「おおー、大丈夫ー?」って思ったんですけど、NGT48は恵まれていて、劇場がないからやることがないって状況にはならなかったんですよね。

――と言うと?

北原 地元の企業さんからタイアップのお仕事をいただいたりだとか、ラジオのお仕事が始まったりとか。劇場が出来上がる前から、各メンバー忙しく過ごすことができたんです。劇場オープンが遅れてやることがないと、そのことばかり考えてしまいがちですが、先に色々なお仕事があったので、みんな何とか不安なく過ごせたのではないかなと。

――確かにデビュー前とは思えないほど、新潟へ行くとNGT48のポスターや商品を見かけますもんね。そして昨年の新潟での総選挙も盛り上がりました!

北原 正直、新潟で開催されるって聞いたときは、すごく不安だったんです。その前の年(2015年)は博多で開催されたんですね。それで、HKT48のメンバーがいっぱいランクインして、地元だから勢いが見せられた!って、博多での選挙が大成功に終わったんです。そんな大成功の総選挙から、次の年が新潟と発表されたので、NGT48もいっぱいランクインするんじゃないか、地元開催だから当たり前って思われていたとしたらって…。

――昨年開催となると、まだグループ結成から間もないですよね。

北原 はい。NGT48はその頃まだ結成して1年未満、劇場オープンして半年しかたっていなかったんです。それに、メジャーデビューもしていない状況で、正直一人入ったらバンザイくらいの時期なのに、そういう期待をされていたらどうしようと、とても不安に思いました。でも結果的には、新潟で開催されたことによって、AKB48のめちゃくちゃファンって方じゃなくても、新潟に新しいグループができたんだって知ってもらうことができたと思いますし、総選挙の際に新潟県がたくさんバックアップをしてくださって、すごく経済効果も生まれて、たくさんの方も初めて新潟に来てくれたと思うし…。すごくいいことだらけだったんじゃないかな、って思います。