来たる9月10日、「永井尚政公 三百五十年遠忌 法要・追善茶会」が、京都の宇治・興聖寺にて開催される。永井尚政は戦国末期から江戸幕府成立にかけて、徳川秀忠に近侍し江戸幕府の初期の安定に寄与し功をなした人物である。

歴史に名を残す戦国武将の追善供養茶会

永井直政肖像画

「永井尚政公 三百五十年遠忌 法要・追善茶会」が、京都の宇治・興聖寺にて9月10日(日)開催される。

 本会は「戦国武将追善茶会」と銘打たれ歴史上、多大な功績があるにもかかわらず、追善供養がなされていない戦国武将の法要を兼ねた茶会を行っているものだ。

 これまでに6回開催されており、北条氏康・古田織部・高山右近・三好長慶・浅野幸長・小早川隆景……などのお馴染みの武将の法要が行われている。

 第7回目の今回は、永井尚政(1587~1668)の350年遠忌にあたり、遺徳を偲ぶ。
 永井尚政は、永井直勝の長男として駿河国に生まれた。父の尚勝は、小牧・長久手の戦いで、池田恒興を討ち取った武将である。

 関ヶ原合戦では、尚政は尚勝とともに参陣。慶長7年(1602)には、徳川秀忠付の小姓として近侍し加増を受ける。大阪の陣では、使番としての働きにより小姓組番頭として活躍。以後、忠勤に励み、井上正就・板倉重宗らとともに、秀忠近侍の三臣とも呼ばれる。

 老中職にも任ぜられ初期江戸幕府の幕政の安定に寄与する。島原の乱の際の京都守備や、寛永年間の大飢饉で領民を救済するなど数々の功を立てた。

 尚政は、古田織部流の茶人としても知られ、小堀遠州との親交もあったという。ゆかりの茶器も残る、茶を愛した尚政を偲び、今回の追善茶会開催の運びとなった。

ルソン茶壺

 追善茶会では法要の他に、尚政と親交のあった茶師の直系子孫にあたり「綾鷹」でも有名な上林春松本店の代表の上林秀敏氏による茶席や、尚政公ゆかりの道具や書状の特別展示を行う展示会や、専門家による講演会も行われる。

 江戸初期の茶器を間近で見ることができる貴重な機会。興味をお持ちの方は、参加してみてはいかがだろうか。


※要予約(締め切りの目安は9月8日)
日時/平成29年9月10日(日)
時間/[法 要]10時~10時20分
   [講演会]10時20分~10時50分
   [茶 会]11時~15時
   [点心席]11時~14時
受付/9時~14時30分
場所/宇治・興聖寺(京都府宇治市宇治山田27-1)
        <JR奈良線「宇治駅」下車徒歩20分、京阪宇治線「宇治駅」下車徒歩15分>
会費/8,000円(新刊書『永井尚政』<2916円>、上林記念館入館券、点心<弁当>付)
【主催】
永井尚政  公三百五十年遠忌追善茶会実行委員会(戦国武将追善茶会)
事務局:京都市上京区真倉町739 -1(株式会社宮帯出版社内)TEL 075-441-7747
【後援】
宇治市/宇治市観光協会
【お申し込み先】 
TEL 075-441-7747 FAX 075-431-8877