日本は決して「侵略国家」ではない!
今年(2015年/平成27年)は、戦後70年。「大東亜戦争」とはいったい何だったのか・・・? 中国・韓国・アメリカなどの“外国目線”ではない、“日本目線”の「戦争への道程」を描いた注目作がついに発売!(2015年5月21日全国書店等で販売開始!!)
『日本人が知っておくべき「戦争」の話』の著者・KAZUYAさんに、私たち日本人が知らなければならないという「戦争」について語ってもらった。

本書のまえがきにも書かれていますが、改めて『日本人が知っておくべき「戦争」の話』を執筆しようと思った動機をお聞かせください。

KAZUYA 今年は終戦70周年ということで、改めて日本人自身が振り返るいいタイミングなんじゃないかと思ったんです。日本人って結構、「何周年」というようなタイミングを意識するじゃないですか。そういったタイミングで戦争を見直すというのは、これから「平和」を考える上でも重要なことではないかと思って、書きました。

タイトルに「日本人が知っておくべき」とありますが、ずばり、日本人が知っておかねばならないこととはいったいどんなことなのでしょう?

KAZUYA 戦後の歴史教育だと、意図的に省かれている部分があると思うんです。たとえば「コミンテルン」にしても、教科書にちょろっとは出てきますが、それがどういう人たちを指すのかはなかなかわからないですよね。今の教科書で学ぶ子どもたちというのは、僕自身もそうでしたが、ソ連崩壊後に物心がついた、または生まれた世代。そのような状況下で、コミンテルンや共産主義の危険性を含めて見直すことは大事なことだと思います。

 もうひとつは、全体としての流れですね。特に近現代史って、(学年末で)授業の時間が詰まっているので、学校では大してやらないんです。その部分をマスコミの情報などで補完されてしまうと、流れがわからないままに歴史を見てしまう。これは日本人全体として問題があるんじゃないかなと思います。

本書における「『戦争』の話」は、幕末まで時代を遡ってお話をされていますよね?これは先ほどおっしゃったように、学校の授業で近現代史をしっかり勉強することがなくなっているからでしょうか?

KAZUYA 近現代史をやらないというか、通史で勉強していくと、近代に近づくにつれだんだん時間が減ってくという(笑)。今は意図的にも減らしているんだと思うのですが、縄文土器とか、そういうことだけは詳しいじゃないですか。土器とか、考古学から始めて、一番近い近代以降をやらない。直近の50年、70年、80年が、逆にわかりにくいという……。どうでもいいと言ったら失礼ですけれど、今の生活にそこまで直結しない大昔の話というのが、あまりに多くなっているんじゃないかなという感があります。

 本書で幕末から話を始めているのは、やはりそこまで遡らないと、日本が開国してなぜ戦争に向かって行ったのかがわからないと思うんです。突然、「よし、戦争するぞ!」と言って戦争するわけではないじゃないですか。その原因を辿るためには、ちょっと遡ってみないと。