百花繚乱の様相を呈している今季の開襟シャツ。古着を中心とした ハワイアンテイストが人気だが、惚れたポイントも人それぞれで...。
そこで開襟シャツのおしゃれさんを「派閥別」に仕分け会議!

 

【第1派閥】
最大派閥は「古着のアロハ」派!

写真を拡大 「古着は状態よりも雰囲気の良さを考えて選ぶのがポリシー。このヴィンテージのハワイアンシャツも色みに惹かれたので」
写真を拡大 「古着屋で5000円で購入。アロハテイストな柄にひと目惚れです。パンツは黒を合わせて、鮮やかさを強調してみました」
写真を拡大 「目立つ色をひとつ入れるのが、ファッションのこだわりですね。明るい配色がかわいい古着のアロハシャツを、挿し色的に」

 開襟シャツといえば、代表的なのがハワイアンテイスト満点なアロハシャツ。「人とは違うものを着たい!」というおしゃれ男子たちのマインドを反映して、主戦場は一点ものが大量に見つかる「古着屋」。ヴィンテージからロープライスものまで、選び方は人それぞれ。古着で買うことで、新品にはない味わいやクタリ感を手に入れることができるのも、最大派閥の要因か。

【第2派閥】
セレクト発信のブランドが猛追!

写真を拡大 「〈BRU NA BOINNE〉のシャツはとにかくデザインとシルエットが気に入っています。派手すぎず、さり気ない色合いも合わせやすくて、個人的にオススメです!」
写真を拡大 「サーモンピンク色のニット地で切り替えた、可愛さのある〈WACKOMARIA〉の開襟シャツ。ストリートな男くささの中に、甘さをプラスしました」
写真を拡大 「代官山のセレクトショップ〈O(オー)〉で購入した、〈NEON SIGN〉のシャツは、シンプルな中にどこかエッジの効いたデザインで気に入っています」

 ブームになっているということは、すなわち、それだけファッションブランドも新作を発表しているということでもある。人気ブランドがこぞって開襟シャツを発売していることもあり、「古着アロハ」派と人気を二分するところまで追い上げてきているのが実情。古着に比べ価格帯もそれなりにするので、第2派閥に甘んじてはいるが、それだけ感度の高い人が多い。

【第3派閥】
〈サンサーフ〉維新の会、発足!

写真を拡大 「'50年代に活躍した伝説のテキスタイルデ ザイナー作。ハワイの王朝を象徴したモチ ーフにした、色鮮やかさがポイント」
写真を拡大 「'40~'50年代のヴィンテージハワイアンシャツを忠実に再現しているところがポイント。当時の生地や染色なども本格的!」

 第2派閥から「派生」するかたちで派閥を形成しているのが、ヴィンテージ・ハワイアン シャツを復刻した「スペシャルエディション」や著名アーティストが手掛ける「ケオニ・オブ・ ハワイ」などを手がけるアロハシャツブランド〈SUN SURF(サンサーフ)〉。主にセレクトショップが着目したことから着用者が広がっており、今やストリートの一大勢力に。

【第4派閥】
少数派だけどインパクト勝負!

写真を拡大 「派手に見えるようで意外にそうは見えないところ、そして形がきれいなのが◎。行きつけのショップDice&Diceで購入」
写真を拡大 「基本的に好きな服を着る、周りを気にしない、というのを心がけています。アニマル柄もそういう意味でひと目惚れです」

 古着か新品か、高いか安いか、ブランドはどこか、そんなことよりもパッと見たときのインパクトで買いました! そういうネームバリューに頼らない「非・主流派」たちも一定数いる。主流なハワイアンテイストをあえてハズシにかかった選び方は、ある意味逆におしゃれの王道なのかもしれない。

【無派閥】
俺たち、群れることが嫌いです。

写真を拡大 「〈bed j.w. ford〉ブランドの世界観が好きで、特にこのモードライクなストライプ柄がお気に入り。この独特のシルエットも唯一無二!」
写真を拡大 「夏らしいシアサッカー地のパジャマシャツは、'50年代のヴィンテージもの。同じ年代のUSアーミーのチノパンと合わせて」

 何かでカテゴライズできない、いやむしろ、それを避けるかのようなチョイスに驚かされる面々。おしゃれのレベルも相当高いので、初心者が下手に手を出すと怪我します。まずは、新人は派閥に属したほうがいいですよ?

 

政治や会社だけじゃなく、おしゃれでさえも「派閥」はある。
最大派閥に属せば安心感があるし、派閥を飛び出せば自分がおしゃれと
信じるものを選ぶしかない。どこに属すかは、君次第!