東京ディズニーリゾートの楽しみといえば、アトラクションやショーだけだと思っていませんか? しかし、十数年パークに通うディズニーブロガーのみっこさんは、「アトラクションやショーの魅力はもちろんですが、ふとした光景に隠れているこだわりを見つけるとパークで味わえる感動は何倍にもなる」と言います。最新刊『思わす話したくなる究極のディズニー』より、この春惜しまれつつもクローズされ、大リニューアルが予定されているアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」にまつわるエピソードを紹介します。

ディズニーリゾートの「顧客満足度」が急落した理由

◆からくり時計の音を聞くだけで、現在時刻がわかる

 ファンタジーランドの代表的なアトラクションといえば、「イッツ・ア・スモールワールド」。世界のディズニーパークにあるアトラクションです。

 外観には、世界的に有名な建築物である、エッフェル塔やピサの斜塔等がデザインされています。

 こちらでおなじみとなっているのが建物正面にある「からくり時計」。15分に1回、約20体のかわいらしいフィギュアが登場します。

かわいらしいフィギュアが姿を見せる。画像はミュンヘン新市庁舎のからくり時計。

 実はこのからくり時計、曲の後、最後に聞こえる鐘の音で何時かがわかるのです。それを聞き分けるにはちょっとしたコツがあります。最初に鳴る「低音の鐘が『時』」を、次に鳴る「高音の鐘が『分』」を表しているのです。高音の鐘は「1回で15分」の意味です。

 ですので、例えば「低音の鐘が3回、高音の鐘が2回」なら「3時30分」ということになります。「毎正時」には高音の鐘は鳴りません。

 時計やスマートフォンで現在の時間を先に確認しておいて、鐘が何回鳴るのかを一緒に行った方に教えてあげるとビックリするかもしれませんね。

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