ここ1年でブロックチェーン技術を取り巻く社会は大きく変化した。連日、ニュースの見出しにブロックチェーンおよびビットコインという言葉が踊っている。1990年代のIT革命以上であると言われている、ブロックチェーンのインパクトとテクノロジーの進化が巻き起こす第4次産業革命を直前に控え、我々はどう備えればいいのか。『ブロックチェーン入門』(KKベストセラーズ)の著者、森川夢佑斗氏に、ブロックチェーンを実用化した暗号通貨を基本に解説してもらうことにした。今回は、今さら聞けない、「仮想通貨と大手企業参入の意図」について。

仮想通貨マーケットに続々と参入を表明する大手企業

『ブロックチェーン入門』の著者・森川夢佑斗氏

 日本国内における仮想通貨およびブロックチェーンへの注目は増すばかりです。特にその代表例でもある「ビットコイン」は、国内でも急激に取引がおこなわれ始めています。

 ここ最近のデータでは、ビットコインと法定通貨との取引内の約50パーセントが日本円とのペアです。

 さらに先日の中国におけるビットコインに対しての規制の発表をうけ、仮想通貨マーケットにおける日本の重要性が急激に高まってきています。

 そうしたなかで、大手企業が続々と同マーケットに参入することを表明しました。

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