~島根の「神サバ」グルメに迫る!③

極上の燻製がパンにはさまって
島根県内を回遊!
出雲発「燻製さばサンド」

一世帯あたりのサバ消費量が日本一の島根県。
サバ消費王国の「鯖グルメ」は実に多彩だ。

 

文・写真/サバジェンヌ・池田陽子

サバを楽しみ、サバカルチャーを発信し、サバで 日本各地との交流をはかることを趣旨に活動し、イベント「鯖ナイト」を実施する「全さば連」(全日本さば連合会)広報担当「サバジェンヌ」。
本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。
著書は『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)など多数。


■全さば連公式HP→http://all38.com 
■池田陽子公式HP→www.yuruyakuzen.com


 

出雲の藻塩・ハーブ・湧水...
とことん出雲にこだわった
「サバの燻製」

雲藍の「サバの冷燻製」。皮目も美味しいので炙っていただくのもおすすめ。柑橘類との相性もぴったりなので、グレープフルーツやオレンジと一緒にサラダにしても美味しい!
とことん地元「出雲」にこだわった、旨みいっぱいの燻製

 

島根県出雲市「雲藍」(もあい)は、日本海で水揚げされた魚や、ナッツ、フルーツなどの燻製を送り出している工房。こちらで高い人気を誇るのが「サバの燻製」だ。
オーナーの渡部 洋さんは、もともとは公務員。趣味で燻製を手掛けていたが、どんどんその奥深さにのめりこみ、雲藍をオープン。燻製にはまったきっかけは「一斗缶でサバを燻製にした」ことだけあって、サバの燻製へのこだわりもなみなみならぬものがある。

キッチンカーで島根県中を回遊する渡部さん。ブリやサワラの燻製もおすすめ!

 

サバは工房から歩いて5分に位置する漁港で、自ら厳選して仕入れる。出雲沖で水揚げされた、清々しい脂が魅力の鮮度バツグンのマサバは、とことん渡部さんの「出雲愛」を込めて燻製にされる。塩漬け用のソミュール液に使うのは、出雲の藻塩、出雲のハーブ、出雲の湧水。30度以下の冷燻で約8時間じっくりスモークした「完全出雲仕上げ」の燻製は、香ばしくスモーキーな風味のあとに、サバの旨みがじわじわ口の中に広がる。地元の素材が地元のサバの美味しさを引き出さないわけはない。
サバの味わいが鮮やかに感じられる、まさに「サバのよさ」を最大限引き出した燻製! うわうわ、また島根の「神サバ」グルメ、降臨(涙)

8種類のミックスナッツを燻製にした「スモークナッツ」も好評