先日発表された、タイムズハイヤーエディケーションによる世界大学ランキング。日本のトップ、東京大学ですら46位。ではその上位に食い込む大学は何が違うのか? 同大学ランキング5位、マサチューセッツ工科大学の対策を読み解く。

世界大学ランキング3位。「21世紀のハーバード」の実力

MITに入りたかったら面接官に“興味”を持たせるべし

 

 MITに合格するためには他の有名大学と同様、高い成績とSATスコアが必要です。これらが良い方が合格率が高くなるのは間違いありませんが、MITにおいては、数値以外の要素でも幾つか重要な要素があります。

 その一つが面接(合格候補者に対して行われるインタビュー)です。MITへの出願者は、皆高い成績とSATスコアを持っていますので、単に高い数値を持っているだけでは多くの出願者グループから抜き出ることはできません。面接は「数値勝負」ではなく「言葉勝負」です。数値には表されない自分の特性を、言葉で表すのです。

 この面接は任意なのですが、ぜひ受けて下さい。面接を受けた学生は、受けていない学生よりもはるかに合格率が高いからです。面接では、自分のアピールができるだけでなく、MITに対する熱意を伝えることができるのです。同校の卒業生によれば、面接のコツは「面接中に自分の成績やテストのスコアについて“話さない”こと」だそうです。なぜなら、そのような情報は出願書類を見ればわかることだからです。書面に載っていない自分の強みをアピールするのが面接のポイントです。

 自分の個性を際立たせながら、面接官に“興味”を持たせましょう。自分が作成に携わった本、プロジェクトの写真といったような、何か補足書類のようなものがあれば、ぜひ面接の場に持っていくとよいでしょう。こういった書類は申請時には提出できなません。つまり、面接の場でアピールしかありません。また面接時の受け答えにも注意が必要です。ただ質問に答えるだけではなく、面接官の予想を超える答えを返せるかどうかが合否を大きく左右します。面接官への質問をメモしておいて、こちらから質問してみるのもよいでしょう。

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