アメリカの著名投資家、ウォーレン・バフェットの生き様に学ぶ。

世界長者番付トップ10に30年以上君臨

 

 投資に少しでも関心のある人で、ウォーレン・バフェットの名前を知らない人はまずいません。しかし、そうではない一般の方にとっては「バフェットって誰?」となるはずですから、最初にバフェットについて少し説明したいと思います。

 バフェットは「世界一の投資家」であり、世界長者番付トップ10に30年以上も君臨する「世界有数の大富豪」であり、世界最大の持ち株会社バークシャー・ハサウェイの「経営者」です。バフェットは両親から立派な教育は受けましたが、遺産などはまったく受け取っていませんから、言わば自力で財を成し成功した「アメリカン・ドリーム」の体現者の一人と言えます。

 これだけでもバフェットのすごさが分かりますが、もう一つ「オマハの賢人」という有名な呼び名があるところにバフェットの特徴があります。

 世界に目を向ければ天才的な投資家はたくさんいますが、「賢人」と呼ばれるのはバフェットだけです。理由は、大富豪でありながら決して贅沢に溺れることなく、その富の大半を慈善事業に投じたり、金持ち優遇税制の非を訴えアメリカの歴代大統領に影響を与えるほどの力を持っているからです。

次のページ 尊敬を集めるのは投資家だけに収まらない