いらっしゃいませ。
 大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。
 秋も深まってまいりました。食欲の秋といわれるように、舞茸、椎茸、マツタケ、サンマ、戻りガツオ、カボチャ、さつまいも、秋茄子などおいしい食材がたくさんあります。
 そんな秋の味覚とワインを合わせてより一層おいしく楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。どんなワインを選んでいいのか悩みますよね。
 そこで今回は、秋の食材とワインを合わせる方法をご紹介します。

◆秋に飲みたいワイン

 夏の暑いときは、さっぱりした冷たい食べものが食べたくなるように、ワインもキンキンに冷えたスッキリ爽やかなものが飲みたくなりますよね。赤ワインでも冷やしてもおいしく飲めるものが好まれます。
 しかし、だんだん寒くなるにつれて、しっかりとしたコクのあるワインが恋しくなります。
 フレッシュなワインより熟成したワインがおいしく感じられる季節です。白ワインも赤ワインもボリュームのあるものがオススメです。

旬の秋の食材に合うワインとは……?

◆料理とワインをどう合わせるか

 料理とワインの合わせ方でいちばん簡単なのが、料理の色とワインの色を合わせること。例外もありますが、具材の色、ソースの色、全体の色で白、ロゼ、赤が決まります。
 次に大切なポイントは、料理の風味とワインの風味を合わせること。料理の香りと同じ香りのするワインを探すのです。
 調味料によってもあわせるワインは変わってくるので、調味料の風味とワインの風味を合わせます。料理とワインの共通点があれば、基本的にマリアージュは成立します。

 では、秋の味覚の定番料理にどんなワインを合わせればいいのか考えていきましょう。

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