岐阜在中の歴史作家・鈴木輝一郎がゆるりとめぐる、戦国武将の史跡。
つい見落としてしまいがちな渋い史跡の数々を自らの足で訪ね、
一つ一つねぶるように味わい倒すルポルタージュ・ブログシリーズ開幕!

「光秀の意地」! 歌ってくれるのはあの鳥羽一郎!

 今回はちょいと足をのばして琵琶湖めぐり。もっとも、戦国の遺跡に関係するのは琵琶湖の東から南にかけてで、西岸方面は絵になるところが意外とすくない。

 今回はそんな数少ない内の、貴重なひとつ。明智光秀の居城・近江坂本城跡。これは比叡山延暦寺のふもとで、琵琶湖の水上交易の要所でもあります。いまは坂本城址公園になってます。
 明智光秀の立像と業績の碑が建てられてます。戦国の城としては、けっこういい扱いをうけています。

 琵琶湖はなにぶん波がおだやかで淡水、しかもでかいのでちっとやそっとじゃ増水しないらしく、住宅の目の前に湖水があります。

 岐阜県大垣市に住んでいると、台風がくるたびに土嚢やらなんやらの心配をする。歴史的に水害に悩まされた時代が長いんで、「こんな目の前に堤防もない湖水があって大丈夫か」とびっくりしますね。

 あと、淡水魚釣りの名所でもあるとのこと。ブラックバスは釣りとしては食いつきがいいらしく、釣りをする人にはたのしいらしいんですが、肉食で在来魚を食いまくるから、ってことで、つりあげたらリリースしないよう、回収ボックスがあります。

 

 ちなみにこの公園、まむしが出る模様で、「まむしに注意」という看板が。まあ、マムシは向こうからは噛み付いてこないので、あせるこたぁないんですが。
 それよりも「マムシといったら明智光秀じゃなくて斎藤道三だろ?」というツッコミを入れたくなりますな。

 まあ、この種の碑には歌碑がつきものですが、近江坂本城は和歌じゃなくて演歌の歌碑。しかも歌っているのが鳥羽一郎。
 曲名は『光秀の意地』。しかも午前9時から午後5時まで歌碑の横にあるボタンを押すと、鳥羽一郎が歌ってくれるというサービスつき。

 ちなみにこの『光秀の意地』、YouTubeでも観られるので、興味のあるかたはぜひどうぞ。
https://youtu.be/9QdSrktr9Dk