『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)で司会を務める宮根誠司(54)が、同番組を降板し、来年4月からフジテレビの新報道番組に電撃移籍すると「週刊文春」が報じた。これに対し、本人は番組で降板を全面否定。事務所側、フジテレビ側のリーク説が飛び交う中、真相は不明だが、各局が虎視眈々と獲得を狙う人気司会者であることは間違いなさそうだ。その人気はどのようにして生まれたのか? 長年の芸能ジャーナリストとしての経験から、芸能人の人心掌握術、気遣い、危機管理術などをまとめた『生き残る芸能人のすごい処世術』を上梓したばかりの芸能ジャーナリスト・城下尊之が紐解く(記事は本文より)。

誘われたら僕かて絶対に行ってしまうわ

シースルー姿の女のコを前に…

 毎日のようにテレビで顔を見る宮根誠司は、間違いなく日本を代表する司会者、キャスターと言えるだろう。

 一番わかりやすい話をすれば、彼が年に一度、夏休みを取ってレギュラー番組を休むと、僕も出演している「ミヤネ屋」(読売テレビ)は、はっきりと視聴率が低下するのだ。それだけ彼の話術が優れているということだし、その彼の魅力は“本音”のトークだと思われる。視聴者の思っていること、疑問などをそのまま口に出し、スパッと言い切るところが、普通はなかなかできない。

 その宮根がまだ大阪・朝日放送の局アナで、朝の情報番組の司会を担当していた時、写真誌で複数のタレントやモデルが夜な夜なパーティーを開いていると報じられたことがあった。

 他のほとんどの情報番組が所属事務所との関係などから、報道内容を取り上げなかった。いわゆる、スルーした格好だった。ところが、宮根の番組だけは関西ローカルということを割り引いても、キチンと内容を報じている。その時の宮根のコメントが凄かった。

「いや、こんなん誘われたら僕かて絶対に行ってしまうわ。けど、写真を撮って残したらアカンな」

 常識的であるアナウンサーが言う言葉ではないが、大阪人はそれがOKとなる。というより、「ちゃんと本当の気持ちを話している」と評価する。反対にいかにも良識派といった言葉は、「何、カッコつけてんねん!」と反感を生んでしまうのだ。

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