今や社会人として、中堅どころに差し掛かってきている「ロスジェネ世代」。上司世代(バブル)と部下世代(ゆとり)に挟まれてどちらともジェネレーションギャップ感じているけれど、その違和感は「学生時代の経済事情」が大きく影響している?現役大学生である「さとり世代」を含む、「4世代論」で徹底比較!第1回は「学生時代の貯金額の多さ」でランキングし、比べてみた!

写真を拡大 学生時代、口座に貯めてあった平均額を調査。同時に1ヶ月あたりどれぐらい貯めたかも聞いた。

 

1位
バブル世代
平均 53万円
(1ヶ月あたり平均…約5万円)

バブル崩壊前に入社。基本的に若いときは遊んでナンボと考え、保守的な下の世代には不満も。お酒を飲めばあの頃は良かった話に華が咲く。

やはり貯金額のトップはバブル世代。金余りの時代に学生時代を過ごしたので、ロスジェネ世代には考えられない金銭感覚もこの世代の特徴だ。「親からもバンバン金が貰えたんで、アルバイトなんかせず十分に貯金が出来た。ばーちゃんからの小遣いで月10万もらえたしね(50歳・部長職)」「俺は毎月5万貯金してたよ。親から小遣いがそれくらいもらえてたんで、まるっと貯金してた。貯まったら海外旅行に行ってたね(47歳・会社役員)」

 

2位
さとり世代
平均 21万円
(1ヶ月あたり平均…約1.2万円)

現役の大学生世代。生まれた時から不況なので、人生設計がシビア。若いからといって無茶なことはしない。4世代では一番金銭感覚はマトモ?

バブル世代とは倍以上の差がついたが、2位は意外にも?現役大学生たち。欲しいものを買うため、旅行のため、など理由は様々だが、そもそも「使う理由がないから」というさとり世代特有の見解も。「基本的には生活費以外は、バイトして貯金しての繰り返し。買いたいものとか別にないし(19歳・大学生)」「将来のために絶対に月1万円以上は貯金に回しています。だって、いつ何があるかわかんないじゃないですか!(21歳・専門学生)」

 

3位
ゆとり世代
平均 19万円
(1ヶ月あたり平均…約0.2万円)

20代後半〜30代前半のいわゆる「ゆとり教育」を受けた世代。個性重視で自分らしくあることが第一。とはいえ、キャリアアップには貪欲。

くっ、ゆとり世代にも負けるとは。。。というロスジェネの咆哮が聞こえてきそうだが、わずかの差で3位に。1ヶ月あたりの貯金額が限りなく0に近いのは「親がやってくれた」という意見が多かったため。「貯金は基本親がしてくれてたからわざわざ自分ではしてなかったかも。貯めたからって金利もまったく良くないし(28歳・会社員)」「節約に節約を重ねて、1年間に5万貯めるのがやっと!! でも将来のためには必要だよね(29歳・会社員)」

 

4位
ロスジェネ世代
平均 16万円
(1ヶ月あたり平均…約0.5万円)

30代後半〜40代前半が中核で、いわゆる“松坂世代”とも重なる。そろそろ会社でも中堅クラスだが、給料は増えず、仕事量だけが増えていく…。

学生時代の貯金額はバブル世代に比べ約1/3。その後の就職氷河期→リーマンショック→格差拡大と、給料ベースは鈍化の一途。「あの頃ちゃんと貯めていれば…」という後悔の声も多数。「貯金なんてしてる奴ほとんどいなかった。 それでも5000円とか1万円とか貯めて、デートで散財(35歳・会社員)」「親が金持ってたんで奨学金は取らずに済んだけど、 一人暮らしで貯蓄はほぼナシ(汗)。日々の生活でお金は消えてった(37歳・課長)」

 

ロスジェネ世代には悲しすぎる「スタートダッシュの失敗」。
この差は定年するまで影響するのか…今後の景気回復に期待するしかない。