岐阜在中の歴史作家・鈴木輝一郎がゆるりとめぐる、戦国武将の史跡。
つい見落としてしまいがちな渋い史跡の数々を自らの足で訪ね、
一つ一つねぶるように味わい倒すルポルタージュ・ブログシリーズ開幕!

 今回は織田・徳川連合軍対武田勝頼の『長篠の戦い』のあったところ。
 場所は東名高速道路・豊川インターをおりて国道191号を19キロ走った場所。

 黒沢明『影武者』などの映画で有名な合戦なんですが、実は攻城戦と野戦が複合した、めずらしいタイプの合戦です。
 いつもだとちゃちゃっと見てまわれることが多いんですけど、今回は東西四キロにわたる、かなり広い古戦場です。
 今回も自動車での見学は必須、かな。
 とりあえず長篠城址にいくと、合戦の看板が立ててあります。

 

 長篠城は宇連川と豊川が合流する三角地にあって、しかもこの川はふたつともかなり渓谷が深い。
 奥平信昌はわずか五百の兵で武田勝頼軍1万5千の攻撃を1ヶ月以上こらえたそうですが、この地形をみれば納得します。渓谷の深さは、写真ではちょっとわかりにくい。ごめんなさい。

『新城市長篠城址史跡保存館』のFacebookのページ
https://www.facebook.com/nagashino1575
の写真のほうがわかりやすいかな? この、二つの川が合流しているところの、谷のてっぺんの、ちょこっと木がないところが長篠城です。
 ちなみにこのFacebook、けっこうこまめに更新しているので参考になります。

 城址内にはいると、城郭の堅牢さはちとわかりにくくなります。ざんねん。

 長篠の合戦のヒーローのひとりに『鳥居強右衛門(とりいすねえもん)』という人がいます。

 
次のページ 長篠の合戦のヒーロー、鳥居強右衛門とは?