色の使い方ひとつで、その人のファッションセンスや体型までもガラリと変わる。ここではそんな色の視覚効果がもたらすマジックを、色彩学の蘊蓄とともに学んでいこう。
 

 

 
左が「後退」で右が「進出」。後ろにある色が下がって見えるか、前に迫って見えるかの違い。

進出色=暖色を前にすると
2色の距離が離れて見える効果を使う

 色が異なると、見る人の方へ近づいたり後退して見える「錯覚」が起きる。そんな見かけの距離=奥行きが出ることを色の「進出」「後退」と呼ぶが、赤や黄色など明るい暖色系は前に出る傾向がある(寒色系は逆に後ろに下がって見える)。その効果を使ったのが上の図で、赤が手前の左は2つの色が離れて、右は2つの色が近づいて見える。この錯覚を使って、脚長効果を演出してみる。