イギリスで猛威をふるう「ピラニア女」

 門倉貴史著のベスト新書『不倫経済学』より、「ピラニア女」の実態について紹介する。

 人生のターニングポイントに差し掛かった裕福な中高年男性は、若い女性による「ハニー・トラップ(蜜のように甘い罠)」にひっかかって、汗水垂らして蓄えた財産がすっからかんにならないよう、日頃から十分な警戒をしておく必要がある。

 近年、紳士の国イギリスでは「ピラニア女」が猛威を振るっているという。いかにも恐ろしいネーミングであるが、「ピラニア女」というのは、自らのダイナマイト・バディーと巧みな話術をフル活用して、ターゲットにした男性をベッドに誘い、避妊をせずに獣のような性交渉に臨む。あわよくば、そのまま妊娠して養育費を名目に巨額のお金をむしりとる、一度噛みついたら絶対に離れないピラニアのような女性のことを指す。

 「ピラニア女」の餌食になりやすいのは、既婚・未婚を問わず、お金持ちの中高年男性。容姿もまったく関係なし。薄毛であろうが、太っていようが、低身長だろうが、とにかくお金を持っていればどんな男でもいいのだ。

 哀れにも「ピラニア女」の罠にはまってしまった中高年男性は養育費や住居代、車代、保育園代から大学の授業料までの教育費などを払わされ続け、子供が成人するまでの18年間でざっと2億円近くのお金が吹き飛ぶことになるという。恐ろしい「ピラニア女」に目をつけられそうな気の弱い中高年の紳士は、常にお守り代わりにコンドームを持ち歩いていたほうがいいかもしれない。ただし、慎重になりすぎてコンドームを2枚重ねにするのは逆に危険なので、やめたほうがいい。コンドームは摩擦に弱いという特徴があり、2枚重ねるとゴム同士が強く擦れ合い、破損しやすくなるのだ。

 さて、ここ日本でも婚活をする中高年男性が「出会い系サイト」や「婚活サイト」などで詐欺の被害に遭うケースが増えている。

「罠にはまる快感も悪くないわよ」

 中高年男性が結婚詐欺などの被害に遭う場合、犯人の女性はなぜか不美人であったり、ポッチャリさんであることが多い。「えっ?本当にこの女性が結婚詐欺師なの?」と思ってしまう容貌なのだ。

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