「人生を変える」なんて大げさだけど、実はそのキッカケは大事件じゃなくて、生活のほんのすぐそばにひっそり隠れているひと言だったりする。

たくさんの人を束ねる経営者やアスリートが、人を率いる上で掲げた哲学たち。
 

 

仲間の価値観に飛び込んでみる。
ーー長谷部 誠

『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(長谷部誠 著/幻冬舎刊)

長谷部は苦手な選手と距離を置くタイプだったが、相手の価値観を一度受け入れることで、信頼関係を築けるようになったという。

 

従業員を命令で動かすのは無理。
ーーイヴォン・シュイナード

『社員をサーフィンに行かせようーパタゴニア創業者の経営論』(イヴォン・シュイナード 著、森 摂 翻訳/東洋経済新報社刊)

アウトドアブランドのパタゴニアでは就業中に社員がネットサーフィンに行ってもよいと言う。そのことで逆に責任感や自発性が生まれるのだ。

 

自分が
クオリティの基準となりなさい。

ーースティーブ・ジョブズ

 

 

『スティーブ・ジョブズ』(ウォルター・アイザックソン 著、井口耕二 訳/講談社刊)

革新的製品を次々に産み出した天才の基準は「自分」。妥協せず、自分が本当に納得できるものを作ることで、人がついてくるのだ。

 

まずは怒れ、
そのうえで怒りを乗り越えろ。

ーーコリン・パウエル

『リーダーを目指す人の心得』(コリン・パウエル、トニー・コルツ 著、井口耕二 訳)/飛鳥新社刊)

米国務長官を務めたパウエルは、決して冷静沈着ではないと言う。ただし感情に任せて激怒しても、さっと乗り越え、先に進むのだ。

 

攻める勇気も必要だが、
特にリーダーは退却する勇気が
求められる。

ーー孫正義

『カンブリア宮殿〈特別版〉村上龍×孫正義』(村上龍 著、テレビ東京報道局 編集/日本経済新聞出版社刊)

ソフトバンク社長は、『将軍は智、信、仁、勇、厳を満たす人』という孫子を引用し、自らの理念として、退却する勇気の重要性を語る。

 

恋愛に、部活や勉強に行き詰まったとき、そっと開いてみたい本。
きっとそこには人生を前向きに捉えさせてくれる「金言」があるはずだ。