「人生を変える」なんて大げさだけど、実はそのキッカケは大事件じゃなくて、生活のほんのすぐそばにひっそり隠れているひと言だったりする。

ファッションを生活の糧とし、自分のモノとしてきた先人たち。
おしゃれのパイオニアたちは、こんなことを言っているぞ!

 

 

 

ファッションはいつでもいちばん
新鮮なものであるべきなのです

ーー川久保玲

『ザ・スタディ・オブ・コムデギャルソン』(南谷えり子 著/リトルモア刊)

常に新しさを追い求める、コムデギャルソンのデザイナーにして孤高のクリエイターならではの言葉。新鮮さは斬新さであり、同時にフレッシュさ、すなわち瑞々しさでもあるのだ。

 

完全に醜い。
ーー山本耀司

『たかが服、されど服ーヨウジヤマモト論』(鷲田清一 著/集英社刊)

ヨウジヤマモトのデザイナーが目指すのは、儚さ、自由さ、そして省略に宿る美である。完璧なコーディネイトをするのではなく、欠けていることがエレガンスを生み出すのだという。

 

洋服は、ファッションの側面だけで
評価されるものではない

ーー柳井 正

 

 

『成功は一日で捨て去れ』(柳井 正 著/新潮社刊)

洋服=ファッションと思われがちだが、ユニクロの社長はそれ以外の要素も重要だと言う。それは機能、素材、着心地など。それらを加味して、初めて着ていて気持ちのよい服が生まれる。

 

買ったまま着られるものはない
ーー大草直子

『〈おしゃれな人〉はおしゃれになろうとする人』(大草直子 著/幻冬舎刊)

スタイリストである著者は、買った服をただ着るのではなく、どう自分らしくコーディネイトするか、日々訓練することが重要だと言う。おしゃれになろうとすることがおしゃれの第一歩だ。

 

ファッションは社会の生きた皮膚だ
ーー鷲田清一

『ちぐはぐな身体ーファッションって何?』(鷲田清一 著/筑摩書房刊)

どこまで着くずせば目立つことができ、どれくらいやり過ぎると嫌がられるのか。実はおしゃれとは、自分の体の表面で社会の承認と反発を感じ、自分を確認するゲームでもあるのだ。

 

恋愛に、部活や勉強に行き詰まったとき、そっと開いてみたい本。
きっとそこには人生を前向きに捉えさせてくれる「金言」があるはずだ。