レイテ沖海戦は「捷号」作戦に基づくものである。マリアナ沖海戦での惨敗後、大本営は陸・海軍合同の決戦構想を練りあげ、空海陸の戦力を極度に集中し敵空母と輸送船を必殺する迎撃作戦を立案した。捷1号はフィリピン、捷2号は台湾・南西諸島、捷3号は日本本土、捷4号は千島列島を対象とした。

 すでにマリアナ諸島はアメリカ軍(連合軍)に占領され、絶対国防圏は崩壊している。次に大艦隊が押し寄せるのはフィリピンか台湾と考えられていた。