14年間、川崎フロンターレ一筋の中村憲剛選手。これまでに他チームへの移籍を考えたことはなかったのか、ずばりお聞きしました。

W杯後に浮上した海外移籍の選択肢

 国内のクラブへの移籍を考えたことは一度もないですね。頭をよぎったことすらありません。ただ、これは今だから言えることですけど、海外への移籍を考えたことはありましたね。

 

 あれは2010年南アフリカ・ワールドカップが終わった後のことですかね。語学のあるクラブが自分に関心を示してくれているという話を聞いたんです。当時は、日本がワールドカップでベスト16に進出したこともあって、日本代表でプレーした選手たちが世界的にも評価されるようになった。自分もそのご多分に漏れず、興味を持ってもらえたんでしょうか。

 それから少し海外でプレーすることを意識するようになりました。しばらくの間、語学を勉強したくらいですから(笑)。ただ、自分も積極的に動かなかったこと、当時の国内と海外の移籍事情や、移籍期限の都合などもあって、本格的な話には発展しませんでした。

 
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